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2019年3月1日金曜日

映画の日、演劇の日

週末は脚本書きは少しお休みして、今日は映画の日、明日は演劇とダンス、そして日曜日は出演する映画の撮影です。

今日は新宿-渋谷-新宿と移動しながら映画のはしご。映画の日は映画の日らしく過ごしたい。演劇にも「演劇の日」があればいいのにな。ただでさえ一般の人に演劇は敷居が高いのに値段も高いから、演劇やってる自分すら(いや、やってるからか)そうそう舞台に足を運ぶことが出来ない。むしろふだん演劇を観に来ない人たちに観に来てもらう必要があるのだから、最初の一歩は気軽な値段で気軽に足を運んでもらえたらいいのにな。

映画ファンや美術好きにもぜひ観に来て欲しいからそれを基準に考えると、映画は一本1800円(それでも自分みたいにサービスデーにしか行かない人もいる!)美術館もだいたい1500円前後(それでも自分みたいに割引チケットを買う人がいる!)だから、いろいろ考えて演劇の日はどんな演劇であろうとも2000円にするとかどうだろう。でも作品によって値段の差がすごいから無理だろうなあ。

そう考えると映画の日ってよくできたなあ。全国一律ってすごいことだ。料金は別にしても演劇の劇場にはまだまだお客さんを呼ぶための工夫はいろいろできる気がする。でもただの貸し館状態の劇場も多いから、場所代さえ稼げればあとはご自由に、というところもあるのだろうな。まだまだ劇団が個々でがんばるしかない時代は続くのだろう。

小さな劇場が自らこれだという劇団の作品をチョイスして買い取り、自らプロデュースして利益を上げる。小規模でもこれをやれる劇場が増えたら、何か面白いことが起きる気がする。映画はもうその時代に入っている。そういった劇場の動きと共に、有名人が出てる出てないに関係なく映画の面白さだけで映画を観る人たちも増えている。値段も同じだからお客さんもメジャーとマイナーで映画好き同士が互いに流れやすい。この劇場に行けばこういう映画が観られるというイメージも出来てきてる。

映画と演劇どちらが面白いかと聞かれたら、今は圧倒的に映画が面白い時代だと思う。でも演劇は自分にとってのホーム。家であり道場であり職場。演劇で鍛えた演技を映画で応用して使う。その逆もあるにはあるけれど、やっぱり役者にとって演劇の土壌の豊穣さは何にも代え難いものだ。

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