野菜の苗を植えました。
2012年3月30日金曜日
春に
野菜の苗を植えました。
今年はトマト、ししとう、バジル、唐辛子と、去年育てやすかったものから。
もう少ししたら、きゅうりやインゲン豆などつる性のものを仲間に加えます。
土は去年から野菜のくずなどを混ぜていたので、ふかふかのいい土が出来上がっていました。石灰や鶏糞、油かすなどを使ってさらにいい土にしていきます。
何事も最初が肝心。
無事に植えても、そこから増え過ぎたり減り過ぎたり、思い通りにことは進みません。
たくさんの発見をしながら、次の一歩を進めていきます。
美味しい野菜が出来ますように。
2012年3月29日木曜日
うみの音が見える日
昨日は青山のスパイラルにて、黒田育世さんのソロダンス公演「うみの音(こえ)が見える日」を見に行きました。振付は笠井叡さん。
AKB48の曲で笠井さんと育世さんが踊る冒頭がいかしてました。
そこからはもう、神楽というか、猿楽というか、地鎮祭というか、神事。
踊りを突き詰めるとここに辿り着くか、という境地でした。
ここまで来てしまったら、次はどうなるんだろう。
6月の「ふじのくに⇄せかい演劇祭」でのBATIKの新作「おたる鳥をよぶ準備」、注目です。
康本さんの舞台の本番中で見に行けないので、ぜひ東京でも上演して欲しいです。
BATIKメンバーや久しぶりの皆さんに会えた、いい夜でした。
2012年3月27日火曜日
ゆめのしまのはこぶね
撮影で夢の島公園へ行きました。
早く終わったので、気になっていた「東京都立第五福竜丸展示館」へ足を運んでみました。
「第五福竜丸」は、昭和29年(1954年)3月1日に太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁でアメリカが行った水爆実験によって被害を受けた木造のマグロ漁船です。
話は知っていましたが、こんなところに実物があったとは。
夢の島を埋め立てている時に、ゴミと一緒に埋められるはずだったとか。
保存運動のおかげで、今ここで出会うことが出来ました。
とにかくでかいです。まるで恐竜のように建物いっぱいに福竜丸が展示されています。
放射能について考えずに過ごすことが難しい今、この福竜丸を眺めて考えさせられることは山ほどあります。
喉元過ぎても熱さを忘れないように。
2012年3月26日月曜日
康本雅子新作ダンス公演詳細決定!
■康本雅子『絶交わる子、ポンッ』
2012年6月28日(木)〜7月1日(日)@シアタートラム
振付・出演:康本雅子
出演:あらた真生、遠田誠、菊沢将憲、小山まさし、下司尚実、鈴木美奈子、泊麻衣子
日時:2012年
6月28日(木)19:30開演
6月29日(金)19:30開演
6月30日(土)15:00開演/19:30開演
7月1日(日)15:00開演
※受付開始は開演の1時間前、開場は30分前
会場:シアタートラム アクセス
東急田園都市線「三軒茶屋」駅から徒歩3分
チケット:4月21日先行発売/28日一般発売
一般3,800円/学生3,500円/当日4,000円
劇場友の会3,500円/せたがやアーツカード3,600円(前売のみ取扱)
チケット取扱い:
◎プリコグWEBショップ http://precog.shop-pro.jp/
◎世田谷パブリックシアターチケットセンターTEL:03-5432-1515
劇場オンラインチケット(要事前登録)
パソコン http://setagaya-pt.jp/ 携帯サイト http://setagaya-pt.jp/m/
楽曲提供:オオルタイチ スタイリスト:早川すみれ
チラシイラスト:高野華生瑠 チラシデザイン:マバタキ製作所
照明:森規幸 音響:木下真紀 舞台監督:原口佳子 制作:precog
主催:康本雅子
提携:財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区 協賛:TOYOTA空間創造プロジェクト
康本雅子公式ウェブサイト ⇦クリック☆
「マイサンシャイン」脚本完成!
本日のUtervision Companyのワークショップ、脚本が完成していました。
読みをやりましたが、面白いです。
毒があって、ユーモアがあって、とても好きな戯曲です。
本番は12月ですが、脚本はもう手元にあるので、長い付き合いになります。
掘り起こせる部分がたくさんある戯曲だと感じました。
じっくり読んでいこうと思います。
映画と馬と
昨日から夜通しで映画の撮影に行って来ました。けっこうな分量を一晩で撮るという強行軍だったので、明け方の進行は笑いが出るくらいに強引で、眠気が吹っ飛んでしまいました。
場所は千葉の九十九里。現場には厩舎があり、20頭ぐらいの馬がズラリと並んでいました。
撫でるとその手をやわらかく噛んできて、とてもかわいかったです。
寒さにやられる人、眠気に負ける人、いろんなことがありながら、なんとか目標まで撮り上げることが出来ました。
初対面の面子でしたが、共に状況を乗り越えながら、どんどん仲良くなりました。
公開は4〜5月の予定。楽しみです。
少し休んでこれから12月に出演する「Utervision Company」のワークショップ。
今日は世田谷シルクの堀川炎さんに会える日です。
とても楽しみ。
2012年3月25日日曜日
康本雅子新作ダンス公演に出演
6月、康本雅子さんの新作ダンス公演に出演します。
公演情報は随時更新していきます。
どうぞお楽しみに!!
康本雅子新作ダンス公演
振付・出演 康本雅子
出演:あらた真生・遠田誠・菊沢将憲・小山まさし・下司尚美・鈴木美奈子・泊麻衣子
日時:2012年
6月28日(木)19:30開演
6月29日(金)19:30開演
6月30日(土)15:00開演/19:30開演
7月1日 (日)15:00開演
※受付開始は開演の1時間前、開場は30分前
会場:シアタートラム(東京都世田谷区太子堂4−1−1)
チケット:4月14日先行発売/21日一般発売
一般 3800円/学生 3500円/当日 4000円
劇場友の会 3500円/せたがやアーツカード 3600円
※日時指定、チケット記載の整理番号順に入場
康本雅子公式ウェブサイト ⇦クリック☆
2012年3月24日土曜日
桜とふるほん
墨田区の向島で行われる「ふるほん日和」にて、一日限りの古本屋さんを出店します。
「花と森」というお店を出して、自分の大好きな本たちを紹介させていただきます。
テーマは「春」。
いろんな春を用意しておきます。
ぜひ手に取って、読んでみて下さい。
詳しい情報は「ふるほん日和」のサイトでどうぞ。
桜の季節、出会いの季節、いろんなお店、いろんな本との出会いをお楽しみ下さい。
第5回ふるほん日和のお知らせ
日時:2012年4月7日(土)11時~17時 雨天時翌日順延
場所:東京都墨田区向島
場所:東京都墨田区向島
鳩の街通り商店街屋外広場「はとホット」他数か所
内容:古本、アート、クラフトのフリーマーケット
出店数:40店程度
内容:古本、アート、クラフトのフリーマーケット
出店数:40店程度
ホームページはこちら⇒ ふるほん日和
2012年3月17日土曜日
マイサンシャイン
今年の12月に出演する「Utervision Company」のワークショップに参加しています。
先日は「サルとピストル」の三浦祐介さん、そして今日は「WAHAHA本舗」のβさんが演出家としてワークショップを進行してくれました。
それぞれ求めるところが違って、面白いです。
先日、岸田國士戯曲賞を受賞したばかりのノゾエ征爾さんの書き下ろし新作戯曲「マイサンシャイン」を、いろんな俳優と演出家で舞台化しようというこの試み、どんな出会いが生まれるか本当に楽しみです。
戯曲はほんとに、出来たてほやほや。
ここから様々な演出と俳優を通して、何通りもの世界が万華鏡のように広がっていきます。
まだまだ先の話ですが、今年12月、どうぞお楽しみに。
ぜひ足をお運び下さい。
2012年3月11日日曜日
信天翁
谷中銀座入口にある「夕焼けだんだん」を上って右手に、信天翁(あほうどり)という名前の古本屋さんを見つけました。古本屋さんとの出会いはまず、店先に並んでいる安売りコーナーから始まります。
ここに並んでいる本は、その店の上澄みのようなものなので、ここにある本を見れば中の品揃えもだいたい分かります。
期待に胸を膨らませ、中に入ると、うん、いい店です。
文学、ダンス・演劇など舞台関連、美術、写真集など、芸術関係が充実しています。
手頃な広さの店内に、無駄なく良い本が並べられています。
値は少ーし張るものもありますが、十分若い人にも手が届く範囲です。
店内にチラシやフリーペーパーをたくさん設置してくれているのが、フリペ職人の自分としては何よりうれしいところ。
以前、近所の古本屋さんで安く手に入れた、大好きな深沢七郎さんの文庫本「みちのくの人形たち」が1000円以上の値がついているのにびっくりしながら、ライムント・ホーゲ著「ピナ・バウシュ タンツテアターとともに」を購入。噛みしめながら読んでいます。
谷中周辺、千駄木駅前には、「ブックス&カフェ ブーザンゴ」があります。
ここは数年前、『南陀楼綾繁セレクト「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光」展』の会場になったお店で、福岡にいた当時自分が作っていたフリーペーパー「拝啓 寺山修司」も福岡セレクトで展示され、ドキドキしながら見に行った思い出の場所です。
こんな所にあったとは。懐かしい思いでいっぱいです。
いい古本屋さんに出会えると、その街まで大好きになります。
2012年3月8日木曜日
地上は美しき哉 心ひとつで
昨日まで映画の撮影で再び新潟に行っておりました。
一月下旬の新潟は吹雪いていたのですが、今はもう、街からほとんど雪は消えて、だいぶ暖かくなっていました。
今回は、最終日に少し時間が空いたので、市内を歩いて散策。
古町通りを抜けて、佇まいの美しい白山神社、そして前から行ってみたかったりゅーとぴあへ。屋上の庭園から見る信濃川は本当に美しかったです。
りゅーとぴあを出て、すぐ隣に見える白くて美しい洋館風の建物が気になって中に入ると、そこは「新潟県政記念館」。洋風建築が素晴らしく、現存する日本最古の県会議事堂です。一見の価値あり。なんと入場無料です。
そこから北へぐるっと回って、坂の上の「日本海タワー」へ。
昭和の残り香がプンプンする建物で、その面白さは体験した人にしか解りません。
なんとも味のある建築物です。
そこからちょっと先に進むと、「安吾 風の館」があります。(写真はその入口です)
新潟出身の作家、坂口安吾さんの生家跡のすぐ近くに静かに佇む大正11年築の旧市長公舎です。ここもなんと入場無料。ちょうど安吾のお兄さんを特集した展示でした。
お兄さんの言葉「地上は美しき哉 心ひとつで」に、心打たれました。
廊下の壁に、第一回安吾賞を受賞した野田(秀樹)さんの言葉があって、こんなところで、とうれしくなりました。
風の館を出て少し戻った所にある「砂丘館」。
これまた美しい建築物です。
ギャラリーになっていて、中嶋佑一さんの展覧会「イテ、イナイモノ。」を見ました。
ノダマップで一緒だった益山兄弟の劇団「子供鉅人」の衣装デザインも手がけた人で、ヘンテコでとにかく面白かったです。
風の館も砂丘館も庭がすごくて圧倒されます。
木や石の配し方がとても堂々としていて、造った人の心意気が伝わってきます。
これまで新潟は、ベースと現場と宿泊先と飲み屋さんしか行ってなかったので、とても良い時間でした。新潟からは大好きな文学者、日本のアンデルセン、小川未明さんやあの「抒情画」の蕗谷虹児さんも出ているので、いつかそのゆかりの地も訪ねてみたいです。
映画を通して、新潟と、じっくり時を重ねていけること。
何という贅沢。
とてもうれしく思います。
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