2012年7月17日火曜日
東京都美術館ものがたり
『東京都美術館ものがたり』
2012年7月15日(日)⇒ 9月30日(日)
入場無料
東京都美術館 ギャラリーC
片岡球子、藤田嗣治、岡本太郎、東郷青児、赤瀬川原平、寺山修司、日比野克彦と大好きな作家がそろい踏み。ただ一人ごとの作品点数が少ないので、作品を楽しみに行くと少し物足りないかも知れません。寺山さんの天井桟敷が東京都美術館で上演した「犬の政治学」の映像を、30〜40分(もっとあったかな)突っ立ったまま、見続けました。あとは、日比野克彦さんの東京藝術大学卒業制作作品の段ボールアートがけっこう点数が多くて、見応えがあり、好きでした。東郷青児さんのあのやわらかいグレーの絵もとてもよかったですが、もっと数が見たかった。片岡球子さんの絵も「緑蔭」という本当に初期の絵だったので、大好きな激しい色彩の後期の絵を思う存分見たいと思いました。
入ってすぐのコーナーでは、美術館の建築について多くの展示があり、建築には興味があるので、とても楽しめました。実際、東京都美術館は建物のかたち自体がとても面白いです。展示をひととおり見た通路の奥のスペースには椅子がたくさん置いてあり、静かで読書にはもってこいだったので、よしもとばななさんとパトリス・ジュリアンの共著「News from Paradise」を読みふけってしまいました。
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