オフ。
楽しみのマドリッド見物へ。
マドリッドももう10回目くらいだ。
今日はロマン派美術館へ。
素晴らしい美術館。
美し過ぎて死にそうでした。
ひとつの美術館に日本の美術館の3倍くらいの美が詰まっている。あまりに数があるため、陳列が無造作になるのも仕方がないと思う。
建物そのものも、美のかたまりだし。
この中で生きてきたら、人生の中で嫌でも美に関わることになるのだろうな。美から逃れることは出来ない。街のギャラリーのぞいても、レベルが高過ぎる。
ツイッターなどで日本のニュースを見ると、何故か悲しくなる。
あともう少ししたら、これが日常になるのかと思うと。
けれどもそれが自分の国。
そこでやれることを見つけてやっていくしかない。
そして日本のおかしいところと、まだ残ってる素晴らしいところを知っている人たちと、何かをつくり続けていく。そして世界の人に見せていく。世界に開いていかなくては。
日本人だけに向けた表現は本当にもう終わりだ。
スペインでは日本人にはほとんど会わない。
アジア人では、中国人、韓国人が多い。
経済状況と海外への興味が大きいのだと思う。
じろじろ見られながら、稀少な日本人として、見るものを見る。
この2カ月で、日本の演劇界の巨星がどんどんおちていく。
世界に通用するスケールの大きな演劇が日本から消えていく。
そして役者の食い扶持も減っていく。
大きな演劇を作らなくちゃ。
大きな演劇を。大きな舞台を。大きな芸術を。
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