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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2014年2月26日水曜日

「シラノ・ド・ベルジュラック」朝日新聞劇評

先日公演を終えた九州での舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」の劇評が朝日新聞に掲載されました。
物語を含めてとても深く観ていただき、ありがたく思います。

2014年2月24日月曜日

ノゾエ征爾演出「片腕」公演詳細!

4月に出演する「片腕」(原作:川端康成&演出・脚色:ノゾエ征爾)の公演詳細が出ました。
再演の3人芝居ですが、今回は自分以外のキャストは全て変更になっており、まったく別の顔ぶれとなりました。
出演者は菊沢将憲・中川晴樹(ヨーロッパ企画)・陳元元 (Jane Chen)。
最近、ますます多忙を極めるノゾエさん…。
どうなるのか予想もつきませんが、必ず初演をこえた舞台にします。

川端康成三部作を全て楽しめるボリュームたっぷりの企画です。
他2作品とも興味深い出演者と演目なので、ぜひ足をお運び下さい。
http://www.kawabatatrilogy.org/#

「ハロー、スーパーノヴァ」と映画の狂気

池袋の映画館シネマ・ロサにバストリオの主宰である今野裕一郎さんの監督した映画「ハロー、スーパーノヴァ」を見に行きました。 今野さんとは2012年の空気公団LIVE「夜はそのまなざしの先に流れる」に出演したとき以来のお付き合いです。

「ハロー、スーパーノヴァ」、先日見た高橋泉監督の「ある朝スウプは」とはまた別の意味で、映画について、映画における俳優の在り方について、その根底から死ぬほど考えさせられました。
動物・老人・子供・外人・素人と、「演技」をする俳優にとって一番恐ろしい存在を次々同じフレームにこれでもかこれでもかとブチ込んでくる今野裕一郎という監督が心底恐ろしいと感じました。

映画の中では俳優は「演技」をするのではなく、本当に生きて、存在していなくてはならない。
(それは演劇でももちろんそうですが、より切実な映画独特の何か)

ドキュメンタリーを撮り続けてきた監督による演技する俳優へのアンチテーゼのようにも感じられてならなかったです。
演劇における「演技」の裏に流れているある種の「牧歌的なもの」が入り込む隙がないところ。

映画は怖い。
怖すぎる。

狂気の沙汰だ。

池袋シネマ・ロサにて2/28(金)まで連日21:00〜、「ハロー、スーパーノヴァ」他、今野さんの映画を上映しています。 どうぞ足をお運び下さい。

2014年2月23日日曜日

湯島天神の梅まつり


湯島天神の梅まつりへ行きました。
梅はまだ三分咲きといったところでしょうか。
講談や白梅太鼓など出し物も面白かったです。

毎回、行列を横目に眺めていた「らーめん天神下 大喜」に初めて足を運びました。
ここのらーめんは好きです。

ネギと貝割れ大根の歯触り、最初はうすいかなと思わせておいてじわじわとパンチが効いてくる上品な味、食べ終わってしばらくするともう一杯食べたくなります。

純とりそば900円ですが、完全に満足の味でした。

アメ横は人口比50:50の比率で、アジア人含め外国人の方々が買い物とご商売をされています。

どこへ行くのかアメ横。
この混沌具合が最高です。

2014年2月21日金曜日

自主映画の波

映画「水のおと」の脚本を書いています。出演者の意見を参考にしての第二稿です。
宮崎では常に心のどこかにあったので、その言葉たちがパズルのように溶け込んでいきます。
ほとんど台詞がなかった第一稿でしたが、第二稿では登場人物たちが話し始めました。
ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんの「映画道楽」という本の中でたまたま出会ったある言葉に勇気をもらって、一気に書き進めています。
今回はまったくのオリジナルの脚本なので書き進めながら、脚本を書くことって自分で自分に質問してそれに答えるという作業を物語全体の中でやっていく作業なのかなと感じました。
いったりきたりしながら、登場人物たちがその答えをいろんなところから探して持ってきてくれます。
もちろん見つからないものもたくさんあるけれど。
たまらなく愛おしいものになってきました。けれどクランクインまでまだ時間はあるので、ギリギリまでねばり続けます。脚本・撮影・編集・完成とひとつひとつ段階がありますが、その中での気づきや発見はたまらなく愛しいもの。しっかりと味わい尽くします。
今、自主映画が本当に面白い。見るのも、つくるのも。
大規模な現場では描けない切実なものが手渡しで届けられる自由な場所。
これからすごい自主映画の波がくるような予感がしています。みんなもっと映画を撮ろう!

2014年2月18日火曜日

シェイクスピア生誕450年 あうるすぽっとでフェス

夏に出演するKUNIO11「ハムレット」が豊島新聞の「シェイクスピア生誕450年  あうるすぽっとでフェス」という記事の中で紹介されています。

『参加作品には、老舗劇団から新進気鋭の若手演出家まで、舞台芸術の第一線で活躍するカンパニー・アーティストを多数ラインナップ。シェイクスピア戯曲をテキスト通りに上演する作品にとどまらず、新しい概念で戯曲を見つめ構築し直した作品や、「シェイクスピア」を言葉として捉えたストレートプレイ、ダンス、音楽まで含めた、多彩なアプローチの作品をそろえ、シェイクスピア作品を通してパフォーミングアーツの魅力と醍醐味を紹介する。』

とある通り、面白そうな演目が並んでいます。
このフェスティバル、要チェックです!

2014年2月 - 豊島新聞 ToshimaShinbun

2014年2月17日月曜日

さよならシラノ、さよなら九州

「シラノ・ド・ベルジュラック」無事にすべての公演を終えました。
ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

すさまじい舞台でした。
宮崎公演を終え、そこからさらに本音をぶつけ合った怒涛の稽古を乗り越えて、福岡ではまったく違う舞台に生まれ変わっていました。

深く深く、魂を分け合った共演者たちともお別れです。
毎日うんざりするほど顔を付き合わせてきたみんなとも、もう会うことはないのです。

シラノは愛のお話でしたが、描かれているのは別ればかりでした。
「さよなら」を繰り返して、一人一人そこから去っていく。
その別れ際に、愛の姿が見えてくる。
そんなお芝居でした。

九州で大きな愛を経験して、また東京での毎日が始まります。

次は自分自身の監督する映画「水のおと」です。
これも愛です。

どこまで迫っていけるか。
これからです。