劇場近くの北九州市立小倉城庭園で開催されている河井寛次郎展に行ってきました。
寛次郎さんは柳宗悦さんらと共に民藝運動を推し進めた人でもあり、陶芸に始まり、木彫、書、文章、建築、デザインなどで活躍し、素晴らしい作品を多く残した人です。
その仕事は、ちょうど今、伝記を読んでいるウィリアム・モリスにも共通するところがあります。
ユニークで挑戦的な作品群を見ていると、パリのピカソ美術館で見たピカソの作品を思い出します。
あちこちに架かっている寛次郎さんの言葉も胸にぐっときます。
とにかく作って、作って、作り続けること。
仕事のあとから美が生まれる。
確かな手仕事の中に見出だすもの。
やはりすごい人は圧倒的に数をこなしています。
手を動かし続けています。
さあ、明日は2回公演。
しっかりと仕事しよう。
才能より、行動。
行動こそ、才能だ。
仕事が仕事をしてゐます
仕事は毎日元気です
出来ないことのない仕事
どんな事でも仕事はします
いやな事でも進んでします
進む事しか知らない仕事
びっくりする程力出す
知らない事のない仕事
きけば何でも教へます
たのめば何でもはたします
仕事の一番すきなのは
くるしむ事がすきなのだ
苦しい事は仕事にまかせ
さあさ吾等は楽しみましょう
河井寛次郎
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