森美術館で開催中の『シンプルなかたち展』へ。
「美はどこからくるのか」というサブタイトル通り、紀元前から現代まで、石ころ、ブーメラン、安土桃山時代の湯のみ、ピカソの絵から現代美術、とにかくありとあらゆる「かたち」が集められています。
森美術館とポンピドゥー・センター・メスとエルメス財団の共同企画ですが、これだけ時空やジャンルを越えてひとつのテーマにそったものをとにかく集める姿勢が素晴らしいです。
ひとつひとつのものと言うより、全体でひとつの作品、企画自体がひとつの芸術になっています。
特に好きだったのは大巻伸嗣さんのインスタレーション「リミナル・エアー スペースタイム」地上53階の景色を借景に大きな布がフワフワ、時を忘れて見入ってしまいます。
以前、大阪の歴史博物館で見た大好きな戦国大名の変わり兜「燕尾形兜」もひとつ展示されていてうれしかったです。
一見無関係に見えるものが次々と見ていく内につながっていく感覚をとても心地よく感じました。
7月5日まで。
2015年4月27日月曜日
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