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2015年9月17日木曜日

自主映画万歳!

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中のPFF、ぴあフィルムフェスティバルへ。
出演していた「ひとつのバガテル」のHプログラムを見るついでに11:30からのGプログラムも見たのですが、杉本大地監督の「あるみち」面白かったです。
自分の人生をドラマにして自分が主役を演じ、家族や友人もその本人に出演してもらいながら自分の人生をもう一回再体験していくという映画なのだけれども、どういう風にして撮ったのだろうというシーンが多くてとても興味深かったです。特に音は監督自身は失敗したと言っていたけれど独特の甲高いエコーの反響が映画の雰囲気にとてもよく合っていて好きでした。

そして清原惟監督の「ひとつのバガテル」はとても完成度が高く自主映画なのに自主映画の域を超えていました。音が素晴らしく良くて「聴ける」映画でした。もちろん画も美しくて格調高く、登場人物たちの不安定にゆれてる感じも健在で面白かったです。
監督の映画には共同監督時代も含め三本出演しているけれど、一本目と二本目のテイストが混じり合っていい形でこの三本目に出ている気がしました。破天荒で奇妙でかつポップで混沌としたアンダーグラウンドな世界と抑えに抑えた家庭劇の中にある狂気の世界がうまく結合した監督のひとつの世界観がスクリーンの中にしっかりとあり、映画好きも唸らせる強い底辺のある映画になっています。

次の上映は9月20日の11時から。
ちょっと早いですが日曜の朝は早起きしてぜひこの映画を楽しんで下さい。
同時上映の大河原恵監督の「みんな蒸してやる」も面白いです。
大河原監督は多摩美の企画で上演された舞台「半神」からのお付き合いで、彼女の独特の存在感が好きでよく多摩美で発表される芝居を観に行ってました。
だから今回の映画は彼女が自分で主演したのが大成功だったと思います。

清原監督と大河原監督が終映後のサイン会で並んでるのを見て感慨深かった。
「愛のはずみ」の佐藤悠玄監督と並んで映画監督として自分が追っかけさせてもらう存在。
いつもは本当にただただキュートな女の子なんだけれども。
ぜひパンフ買ってサインをもらって帰って下さいませ!

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