作品がすべて小さくモノクロの版画なので見るのが大変でしたが、とても面白い内容でした。
他の銅版画家のコピーから始まっている作家なのですが、初期から後期にいくにつれオリジナルの作家を凌ぐ技術と内容を身につけていく様子が手に取るように楽しめました。オリジナルの作家よりもいいのです。映画でも他の映画監督の作品をまるまるコピーして撮ってみるのも面白いかも知れないと思いました。巨匠の作品とどこまで同じアングルで同じショットを重ねていけるのだろうか。そしてそれを超えることが出来るのか。
常設展も内容が濃くてとても有意義な時間を過ごせました。
何度も足を運びたい美術館です。
素晴らしい蜂は美しい花から蜜を集める。
つまらない虫けらは、強い毒を吸い出す。
イスラエル・フォン・メッケナム
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