第10回恵比寿映像祭『インヴィジブル』と吉増剛造個展『火ノ刺繍 La Broderie de feu』

東京都写真美術館にて第10回恵比寿映像祭「インヴィジブル」。ガブリエル・エレーラ・トレス監督の『適切な運動による神への近寄り方』が映画/アートの両面から好きでした。青柳菜摘さんの『孵化日記』は昔、神田の小さな自主上映会で見て大好きになった映画。見事にアート作品になってて驚きました。

それから地図を頼りに恵比寿の街を旅してナディフギャラリーへ。吉増剛造さんの個展『火ノ刺繍 La Broderie de feu』。吉増さんは映画『わたしたちの家』を激賞して下さった詩人。地下の小部屋に情熱の塊がボタリ。二重露光で撮られた写真の手書きのテキストを読んでいると、吉増さんがあの映画を気に入った理由が分かるような気がしてきます。