打ち上げは六本木…ではなく乃木坂周辺を飲み歩き、タグチさんにいい具合にからまれながら(笑)、芸術・芸能・脳科学について語り合いました。
イベントでは藤井先生のレクチャーとグラインダーマンのパフォーマンスが素晴らしい形で混じり合い、何とも言えない雰囲気を醸し出していたことが印象的でした。
個人的には、なんとかシステム(名前忘れました)というビデオカメラとモニターを一体化したゴーグルを使って、それをかけた被験者が見ている実際の世界と、事前に撮影しておいた映像を被験者の気付かない内にすり替えて、現実だと本人が信じている状態のまま、バーチャル世界に引き込むという機械にすごく興味が湧きました。
バーチャルはそれを本人が「現実である」と信じない限り、その人自身をそのバーチャルな世界に本当に没入させることは出来ない。このシステムにはそれが出来る。
テレビでも放送されたというその実験の映像を見ている時に、周りは笑って見ているのだけど、自分はすごく深い部分での恐怖と不安をじわりと感じました。
打ち上げでそのシステムを作った方にその不安の話をすると、すごく共感していただけました。それぐらいポジとネガの部分を同時にはらんだ最先端技術だと思います。
そういう機械を使って、徹底的に遊び尽くせばいいんじゃないかというのがタグチさんの考えで、それは自分もそう思います。芸術と技術が結びつくことでポジティブな部分をどんどん引き出して、玩具のようにみんなで遊んでしまえばいいんじゃないでしょうか。
きっとその先に何か見えるものがあるはず。
次の舞台は11月15日の「アジア舞台芸術祭2011 ハノイ&東京 国際共同制作ワークショップEXT」に出演します。
情報はまた改めて発表しますが、とても魅力的な企画ですので、ぜひご来場下さい☆
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