いろんな蝶や蜂がいて、いつ行ってもそこだけは春なのだ。
いい具合の切り株を使ったベンチもある。
日当りのいいその場所に、最初に誰かが種を蒔いた。
花が咲いてみんなが立ち止まるから、誰かがベンチを置いた。
辺りの雑草はすっかり刈られているけれど、
誰かがそこだけは刈らずに残しておいてくれた。
いろんな誰かのちょっとした気持ちが重なった。
おかげでそこは最高の場所になった。
「何かしなきゃ病」にかかった時、
そこに行くと何もしなくていいってことに気づく。
田中泯さんとの「私の子供=舞踊団」、何かを見せるとこまでいきそうです。すごく気の長い話になったけれど。畑を耕すみたいに、自分と周りの人々の体を耕しながら、ゆっくり向かっていきます。
進行中の映画の企画は、古典劇をベースに刺激的なものになりそう。
11月にはアジア舞台芸術祭の稽古が始まります。
12月にはリーディングの公演が入りました。
その脚本がまたいいんです。
来年1月のジエン社の稽古もまもなく始まります。
先日受けたオーディションも受かって、この舞台も本当に楽しみ。
次々に続くけれど、ひとつひとつ本当に厳選した大切な舞台や映画です。自分のやり方で「最高の場所」をどんどん創っていきます。
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