2012年11月5日月曜日
ザ・ビートルズ
今日が最終日だったので足を運びました。
質・量ともに大満足。
メンバーが幼少期を過ごした家の扉や、着ていた服や使っていた楽器や機材、直筆の手紙や契約書、手書きの曲順リストやキャバーン・クラブのレンガなど、とにかく現物が惜しみなく展示されていて、同じ時代の空気を吸っている感じがしました。
特に気になったのは、初期のベーシストであるスチュアート・サトクリフの描いた絵や、悲劇のドラマー、ピート・ベストのコメント、アップル・ブティックの商品やホワイト・アルバムの幻のジャッケットデザインなどで、興味深いモノが目白押しでした。
そして、ジョンとポールが共に、母を失った喪失感を抱えながら、音楽に没頭してきたということが印象に残りました。
「人は、誰でも最初は、自分のために歌う。でも、あるときから、人のためだけに歌うようになる。それが、一流とそうでない人の違いだ」という言葉を思い出しました。
好きな音楽に、歌に、楽器に熱中し、自分たちの音楽のルーツをしっかりと掴み、そこから新しい音楽を次々と生み出し、たくさんの人たちを熱狂させ、ワクワクさせてきたザ・ビートルズ。
それはメンバーの4人だけではなく、「ザ・ビートルズ」という物語に惹き付けられた全ての人たちのドラマだったんだなあと、この素晴らしい展示を見ながら感じました。
好きなことをやって、ワクワクして生きること。
それを突きつめるとここまでいけるんだということを、心から感じました。
ビートルズをクビになったことを悩んだ時期もあったけど、
この人生でしか得れないものもある。
僕は自分の人生に満足しているよ。
ピート・ベスト
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