2012年12月31日月曜日
猫じゃらしで遊ぶ猫
昨日は飯田春子という映画監督の現場で雨降る冬空の下、野外ロケ。
物語と映像の独特の世界観が魅力の映画監督です。
多摩美の佐藤悠玄監督もそうだけど、下手すると自分の子供でもおかしくないくらいの若い人と仕事をするのは、とても楽しい。
現場はそれはそれはスムーズには進まないけれど、そんなことは問題じゃないのです。
猫も若い時は猫じゃらしに飛びつくけれど、年をとって猫じゃらしを理解してしまうと、見向きもしなくなってしまう。遊ばなくなってしまうんですね。
年をとって、どれだけ猫じゃらしを理解しても、飛びつき続けて、遊ぶ猫でありたいです。
高校生の頃、仲のいい友達と、将来の話を始めて、終わらなくなって、いつの間にか夜が明けていて、公園でも行くかって、まだ薄暗い公園で缶コーヒーを飲みながら話の続きをした、あの感覚の延長が、今の自分だから。その感覚を、忘れないように。
いつも、彼らが将来、映画を撮り続けて、(もう大人なんだけど)大人になって、いっぱしの映画監督になって活躍してる姿を思い浮かべながら、「続けて欲しいなあ」って思いながら、一緒にやってます。
「ライバルを蹴落とさなくても、続けていれば、自然とみんないなくなってしまう。だから、ライバルを大事にしなさい」って誰か言ってたけど、あれは本当です。こいつすごい才能だなあって人も、就職とかで本当にあっさりいなくなってしまうから。
昨日はそれから、バストリオの忘年会に行きました。
バストリオ、『ユリイカ1月号 この小劇場を観よ!2013』で紹介されてましたね。
事務所兼みんなの家に行くのも空気公団ライブの稽古以来です。
相変わらず、みんなあったかい。
風呂に入らせてもらって、鍋をごちそうになって、空気公団ライブの映像を見たりして話してる内に、あっという間に日が変わってしまいました。
主宰の今野さんと来年は映画を一緒にやりましょうと約束。楽しみです。
と言う訳で、皆様、来年もいい年にしましょうね。
今年もお世話になりました。
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