映画の日。
シネ・リーブル梅田で上映中のグザヴィエ・ドラン最新作「Mommy」を見てきました。
激しい感情と強めの音、ロマンティックな映像でふらふらです。
強い感情をぶちまけながらも、がまんしてがまんしてがまんして最後まで吐き出さない。
どこかへ行ったのか、それともどこにも行けなかったのか。
もがく。
それぞれの選択。
音と映像だけで登場人物の気分がヒリヒリと伝わってくるのが、グザヴィエ・ドランの映画。
感性だけでなく、人間をしっかりカメラに捉えることができる力量を持った監督だからこそ。
人間を本当によく撮っています。
成熟した大人の俳優が安心してしっかり演じることのできる映画。
当たり前だけれど、日本にもこんな映画がどんどん増えるといいな。
安い玩具みたいのじゃなくて。
精進精進。
空に満月。
この世界に残された希望はほんのわずかよ。
でもあきらめない人はたくさんいる。
ダイアンの台詞
2015年6月2日火曜日
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