少しずつ夏も静かになってきました。
最近、映画の準備と平行して小説を書いています。
もともと子供の頃は漫画家を志していたくらい何かを書くのは大好きで、九州にいた頃は文章を発表する場をつくるために「拝啓 寺山修司」というフリーペーパーまで発行していました。その後、東京へ出てきてここ5年ほど、芝居で生活するという大前提のために止めてしまっていたいろんなものを今もう一度開いていく時期がきました。
岡本太郎さん言うところの「無条件」に開いていくこと。
お金はもちろん必要だけど、チャップリンの言うように「ほんの少し」あればいいのです。
歌もまた書いて歌う。今だけ書ける歌があるはず。
最近またジョンの歌を聴きながら、ここまでストレートに自分自身を歌にできたら気持ちいいだろうなと毎週のライブで新曲作りたくて身の回りのことを何でもかんでも歌にしていた20代を思い出します。
「イマジン」をアンコールでリクエストされて「昨年の歌だから歌わない」と言ったジョン。
ロックだ。
昨年まで住んでいた一軒家が取り壊されて更地に。
たった半年あまりでジャングルになって、庭に植えていなかったはずの白い花をつける大きな木まで生えています。向日葵も野生化していい感じ。
人生もある時期でぶっ壊して更地にしてみると、そこに思いもよらなかった花が咲くかも知れません。いつの間にか組み上げてしまった建物が本来生えてくる予定だった植物を知らない内に押さえつけてしまっていることもあります。
何にもなくなったように見えたうちの敷地も半年あまりでジャングル。
心配することはありません。
2015年8月20日木曜日
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