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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2017年10月24日火曜日

祭りのはじまり

選挙が終わり、一票を投じ、望んだにしろ望んでないにしろ諸々の手当ても含め年間4000万円以上(+秘書3人分の給料で約2500万円)の収入を税金から得る国会議員を465人選びました。参考記事⇨国会議員、給料はいくらもらっているの?
選挙戦であれほど大騒ぎした人たちの姿が、今はもうありません。
万歳三唱して、あとはそれぞれの寝ぐらへ。
大きなスキャンダルさえ起こさなければ、仕事しなくても誰も気付きません。
あのそれぞれの叫びが、何のための叫びだったのか、
ちゃんと見極めるのは、国民の仕事です。
ダメな政治家を許しているのは、自分たちダメな国民です。
素晴らしい政治家を生み出すのは、自分たち素晴らしい国民です。
祭りは終わったのではなく、はじまったのです。


2017年10月19日木曜日

小川洋子さん『猫を抱いて象と泳ぐ』

小川洋子さんの『猫を抱いて象と泳ぐ』。チェスの盤上に美しい詩を描くリトル・アリョーヒンの物語。残り少なくなるページを気にしながら数時間で読み終えました。切なく、優しく、文体と内容が美しく調和した素晴らしい物語。言葉の力に想像力を刺激されました。

康本雅子さん5年ぶりの新作公演『子ら子ら』

2012年の『絶交わる子、ポンッ』を経て、そのデュオバージョンを一緒に踊った康本雅子さんの5年ぶりの新作公演『子ら子ら』が10月23-26日に京都UrBANGUILDであります。とてもかっこよい女性です。ぜひ足をお運び下さい!
詳細はこちら⇨http://yasumotomasako.net

PFFアワード2017審査講評!

PFFアワード2017の審査講評がとても読み応えがありました。賞を獲るのも獲れないのも全部ドラマ。そしてまたこの瞬間にも新しい映画が生まれてる。すべてを観つくすことはできないけれど。
(link: https://pff.jp/39th/news/2017/10/pff2017-1.html) pff.jp/39th/news/2017…

出演作『わたしたちの家』東京国際映画祭にて上映!

出演作『わたしたちの家』
東京国際映画祭にて上映されます。
 11月3日12:00〜
 @ TOHOシネマズ 六本木ヒルズ 
残席わずかとなっております。
チケットはお早めにどうぞ!
詳細はこちら
👉  http://2017.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=357


第30回東京国際映画祭にて、11/3(金・祝)に上映

2017年10月16日月曜日

オペラ『トスカ』新潟公演終了!



河瀨直美さん演出のオペラ『トスカ』新潟での初演は無事に終了いたしました。温かい拍手ありがとうございました!みんなで壁にサイン。帰りは新潟駅構内のぽん酒館にて助演4人で乾杯。それぞれのイメージで日本酒を選び、山口君が選んでくれたのは久須美酒造の清泉。おいしかったです。さあ、次は東京公演です!

2017年10月12日木曜日

鳥は歌わない ただ泣き叫んでいる



リンチに続いて新宿K's cinemaの「誕生!ヘルツォーク」にて未見のドキュメンタリー「問いかける焦土」と「キンスキー、我が最愛の敵」を。黒煙が怪物のように迫る「問いかける焦土」は北朝鮮のことを思いながら観てました。アテネフランセで観たクルーゲの映画もそうだったけど、ドイツの硬派の映画監督の「退屈なのはお前の責任だ」と言わんばかりに挑みかかってくる映画、抵抗あるけど好きです。「キンスキー 我が最愛の敵」は監督がカメラの前で彼はこんな人だったと語ることから生まれてきたとても美しい映画でした。キンスキーはギリギリのところをこえて遠いところへいってしまったんだろうなあ。

“鳥は悲惨だ 鳥は歌わない ただ泣き叫んでいる”  ヴェルナー・ヘルツォーク


2017年10月11日水曜日

角川シネマ新宿「デヴィッド・リンチの映画」


ずっと楽しみにしていた角川シネマ新宿「デヴィッド・リンチの映画」へ。最も好きな映画の中のひとつ「インランド・エンパイア」を。今までで一番理解できた。47のことも。裕木奈江のシーン相変わらず最高。

こうして「イレイザーヘッド」と「インランド・エンパイア」を並べて観ると構造はほとんど同じ。ただ、どちらにも奇妙な人々と奇妙な出来事が現れるけど、前者はおかしみを、後者は不吉さを、次々と映画の中に持ち込んでくる。そこが大きく違う。

「イレイザーヘッド」を観ていて、塚本晋也監督の「鉄男」と同じ映画なんじゃないかと思うところがあったので、機会あればいつかこの二本を二本立てで上映してみたいと考えてます。


2017年10月10日火曜日

副指揮の辻さん

河瀨直美さん演出オペラ「トスカ」昨日の稽古場。副指揮の辻さんは野田秀樹さんの「フィガロの結婚」に引き続きお世話になっています。現場をハッピーにするお人柄と力強い歌声は相変わらずです。カバーで参加していただいているみなさんの演技も素晴らしく、お見せできないのがとても残念です。

    プッチーニ 《トスカ》 「歌に生き恋に生き」 マリア・カラス

2017年10月9日月曜日

河瀨直美さん演出オペラ「トスカ」新潟へ!

河瀨直美さん演出オペラ「トスカ」稽古場での稽古終了!次は初演の地、新潟へ。助演チーム4人は河瀨さんの現場らしくみんな映画好き。特に山口君(後方真ん中)の「好きな映画の好きなシーン物真似」はかなりのクオリティ。それはさておきチケット売れゆき好調の新潟のお客様、どうぞお楽しみに!

2017年10月6日金曜日

ラブリー


昨夜、久しぶりにテレビで小沢健二さんを見ました。
何気なくつけて、そのままじっと。
中学生くらいの頃に一世を風靡していた人。
「ラブリー」なんかはそれまで聴いたことのないような、
天上から聴こえてくるかのような音楽でした。

昨夜の演奏もよかったけど、朗読もよかった。
今の日本に対してとても切実に思うことがあるんだろうけど、
そのすべてを「よい意味で」とカッコ書きにしていた。

悪はそれ自体では力がない。
たぶん、悪というもの自体が存在しないからだ。
その悪という概念に力を持たせるのは、それを目にした人たちの思念。

「よい意味で」捉え、悪から力を奪い(というか力などもともとない)無害化していく力を持っているのはそこにいる自分たちなんだ。今の日本では、そのことが試されている。悪(と思われる行為)を行う者よりも、それに直面している人たちの態度が、生き方が問われている。

新手の自己啓発系の荒々しく周囲を巻き込んでいく動きも出てるけれど。

一人一人が考えよう。
一人一人で行動しよう。
共感はしようとするものではなく、自然に湧き上がってくるもの。

自分に責任を持って生きていれば、
世の中がどうなろうとも、
自分が何をすればいいかは自分で考えられるし行動できる。

いつか本当の絶望や恐怖の淵に立たされる時が来るかも知れないけれど。
それでも。

自分で。
自分が。

ポップスの王子様は、とてつもないアバンギャルドでしたとさ。




2017年10月5日木曜日

映画 “Walker”について

出演した短編映画 “Walker” 監督の今野さんが撮影について書いた日記。 日常が通じていれば、お互いが日記を書くように「撮る/撮られる」の関係が出来ていきます。役者に必要なのは、その出会い。その関係の中で「演技」はただの「演」になります。「技」は必要なくなり、ただ演じるだけ、在るだけの状態になります。大切なのは関係です。それだけです。

“Walker”⇨

芸劇地下のF/Tステーション

昨日はオペラ「トスカ」芸劇での稽古最終日でした。池袋の芸劇地下にアンジェリカ・リデルやジゼル・ヴィエンヌはじめ気になるF/Tの過去演目をDVDで見られるコーナーや、参加アーティストおすすめの本を読めるF/Tファンにはたまらない場所を見つけました。黒田育世さんの「あかりのともるかがみのくず」やミクニヤナイハラプロジェクト「桜の園」などでF/Tには何度もお世話になり、さらには昨年のアヴィニョン演劇祭に出演するきっかけとなったアンジェリカとの出会いもつくってくれました。興味ある方、ぜひ!

2017年10月3日火曜日

心が風を呼ぶ。

オペラは歌(セリフ)と音楽(動作)によってかなり明確にやることが定義されている(ように見える)。だけどそれらをつないでひとつにするのはやっぱり芝居(心)。
心があるから、舞台に風が吹く。
その風に乗って、すべてが動き出す。
その風はどうでもよい決まりごとを吹き飛ばすけれど、恐れず受けいれたら、その向こうに新しいものが見える。

坂本龍一さんの呼びかけにのって

坂本龍一さんの呼びかけにのってつくった短編映画です。主演は近年ますます注目を集めているダンサーの小暮香帆さん。当時は初めての映画での演技でしたが、彼女は演技も超一流で、監督しながら何度も感動させられ、本当にたくさんのことを教わりました。撮影は監督作「愛のはずみ」でPFFアワード2013のエンタテインメント賞を受賞した佐藤悠玄さん。撮影自体は4年前に行ったものなので、出演者2人とも少し若いです。4分46秒の短い映画ですので、お時間ある時にぜひご覧下さい。

“solari”
Cast/
Kaho Kogure
Masanori Kikuzawa
Camera/ Yugen Sato
Music/Ryuichi Sakamoto
Story/Camera/Edit/Direction/Masanori Kikuzawa


出演 : 小暮香帆 菊沢将憲
撮影 : 佐藤悠玄
音楽 : 坂本龍一
脚本/撮影/編集/監督 : 菊沢将憲
https://vimeo.com/224589552

坂本龍一さんのFacebookページでも見られるそうなのですが、あまりに映像が多くて見つけることが出来ませんでした。世界中の映像作家が呼応していてすごいことになっています。映像を作る際に音楽を決めるため、このアルバムをすべて聴いたはずなのですが、映像になったのを見ると、「こんな曲あったっけ??」となってしまいます。きっと全世界の映像作家の作品の分だけ、坂本さんの音楽も広がっているのでしょう。なんて素晴らしい拡散の仕方なのでしょうか。これこそ現代の芸術にできる大きな、平和な、繋がり方。

先日、出演したバストリオの今野裕一郎さん監督の“Walker”も同じ呼びかけに応えた映画ですので、こちらも併せて観ていただけますとうれしいです。

“Walker”
Cast /
Masanori Kikuzawa
Wakako Hashimoto
Yuichiro Konno
Music / Ryuichi Sakamoto「walker」「tri」
Camera,Edit,Direction / Yuichiro Konno

出演 菊沢将憲 橋本和加子 今野裕一郎
音楽 坂本龍一 「walker」「tri」
撮影 編集 監督 今野裕一郎
https://vimeo.com/236178018



Kaho Kogure/Masanori Kikuzawa Camera/ Yugen Sato Music/Ryuichi Sakamoto Story/Camera/Edit/Direction/Masanori Kikuzawa 出演 : 小暮香帆 菊沢将憲 撮影 : 佐藤悠玄 音楽 : 坂本龍一 脚本/撮影/編集/監督…
VIMEO.COM

出演オペラ「トスカ」立ち稽古

河瀨直美さん演出のオペラ「トスカ」立ち稽古。
お芝居の現場とはいろいろ違うオペラの世界。
河瀨さんのインスタグラムでは後ろ姿ですが衣装姿も!

2017年10月2日月曜日

林俊作監督がスペインのジローナ映画祭で受賞

5月に開催した世界に杭を打つ上映会 vol.1に参加してくれた林俊作監督がスペインのジローナ映画祭で受賞しました。作品も上映会で上映した「Railment」。先日お会いしたときに作りかけの新作を見せてもらいました。そちらの完成もまた楽しみです。また彼の映画を東京で紹介したい!