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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2014年3月31日月曜日

シェイクスピアと川端康成

KUOIO11「ハムレット」の事前稽古が終了しました。 本場イギリスのシェイクスピア俳優が実際に行っている稽古など、参考になるものがたくさんありました。

しかし謎だらけ。

分からないことが多いということは逆に自由に想像をふくらませる余地がたくさんあるということ。
5月からの本稽古に向け、楽しみがたくさんできた時間でした。

4月、さあ「片腕」です。
若い女に片腕を借りて家に持って帰るという川端康成の妄想爆発のこの物語やりがい充分。

ぜひ小説を読んでからご来場下さい。
楽しみが増しますよ。

2014年3月30日日曜日

上野の山を訪のうた

上野の桜はほぼ満開、降り続いた雨も夕方には少し止んで、上野の山は花見の客でいっぱいです。

不忍池では蚤の市がやっていて、不思議な生き物のような、頭があって羽の生えたエレキギターをつくっている職人さんのお店が無機物と有機物がごたまぜ、不気味に素敵でした。その職人さんとはギタリストの共通の友人がいて話してびっくり。

鯉や鯰が池の中にある段を乗り越えて少し上の方へ移動しようとしてばしゃばしゃ身を乗り上げています。

雨に風に稲光。
不思議な春です。

2014年3月29日土曜日

第一回ハヤカワ『悲劇喜劇』賞授賞式

NODA・MAP『MIWA』が第一回ハヤカワ『悲劇喜劇』賞を受賞し、その授賞式が信濃町の明治記念館にて行われました。 『MIWA』メンバーと久々の再会です。

会場にて舞台のダイジェスト映像が流れたのですが、こんなにテンポの速い芝居だったのかと改めてびっくりしました。 会場に駆けつけて下さった美輪さんのスピーチもあり、素晴らしい会場で、素晴らしい料理とお酒、MIWAらしい豪華な夜でした。

早川書房から出ている演劇雑誌『悲劇喜劇』5月号に選考の様子や出演者インタビューなどが掲載されていますので、 ご興味ある方はぜひご一読下さい。

第2回観世会能楽講座

木曜日、渋谷松涛の観世能楽堂に「第2回観世会能楽講座」を見に行きました。
野田さんがゲストに招かれ、能の「海士」をテーマにしたたっぷり2時間のトークです。

能を研究している先生と、能楽師の方との能の捉え方、考え方が対照的なのが面白かったです。
花冷えの渋谷、能楽堂の松は立派でした。

2014年3月26日水曜日

KUNIO11『ハムレット』

KUNIO11「ハムレット」のワークショップは続きます。
今日は詩の朗読から。

どんどん発展して最終的には当初の目的からおおいに逸脱したものになっていきましたが、それもご愛嬌。 シェイクスピアの世界のまわりをぐるぐるぐるぐる回ります。

2014年3月24日月曜日

KUNIO11『ハムレット』!!

夏に出演するKUNIO11『ハムレット』の事前稽古が始まりました。
今回は桑山智成さんによるこの公演のために特別に翻訳された戯曲で挑みます。

昨年の『帝国の建設者』でもそうでしたが、翻訳者の方と稽古場を共にできるのはあらゆる面で興味深く、面白い経験です。 これまで世界中でありとあらゆる形で上演されてきた古典の名作とその中の役を自分なりに作り上げていける喜びは特別な味わい。

「すべての映画は愛について語っている」とレオス・カラックスは言いましたが、演劇もきっとそう。
『ハムレット』に流れている愛はどんな形をしているのだろう。

2014年3月23日日曜日

境界線

映画「水のおと」の撮影を終えました。

全てのシーンを演技や芝居としてではなく、実際にそこで起きていることとして受けとめ、ドキュメンタリー映画を撮るような感覚で常に考え、見つめ、画にし続けてきました。

自分自身も自分と役との境界線をギリギリまで消し去って、何もせず、ただそこに在ることだけに徹することができた俳優としてもとても貴重な経験が出来ました。

映画をつくる過程を0から共にしてきた最低限の出演者とスタッフと共に、その信頼の中、このドラマを本当に生きぬくことができた最高の撮影期間でした。

失ったものも得たものも、すべて映画に盛り込みました。

映画の完成はまだこれからですが、みなさまの前にお披露目できる日を楽しみにしています。

「水のおと」
脚本・監督 菊沢将憲
撮影・編集 佐藤悠玄
音楽 松本じろ
出演 小暮香帆 菊沢将憲 楠雄貴


2014年3月18日火曜日

森下→中野

森下スタジオにて長谷川寧さんの冨士山アネットのワークショップに参加しました。
久しぶりの演劇です。

今回は参加者も多くて、お久しぶりの人、初めましての人、ずっと会いたかった人となかなか刺激的なメンバーで濃い時間を過ごさせていただきました。

その後、中野で歌の録音。
なかなかうまくいかなかったですが、すべてのコーラスが組み合わさったとき、感動しました。

いいものになりますように

中野富士見町といえば、岡崎京子さんの「愛の生活」に出てくる桜田(兄)(妹)の住んでる街。
また今度、昼に来て歩こう。

2014年3月9日日曜日

KUNIO11「ハムレット」仮チラシ完成!

7月に出演するKUNIO11「ハムレット」の仮チラシが完成しました。
京都・豊橋・札幌・東京の4都市公演、チケットは5月上旬発売予定です。
4月には本チラシも完成するとのことなので、どうぞお楽しみに!

詳しい情報はこちら⇒KUNIO11『ハムレット』

2014年3月8日土曜日

映画はすべてドキュメンタリー

映画の準備で秋葉原。
映画は計画段階からすでに面白い。犯罪の計画を立てているようだ。
うまくいかないことも多々あるけれど、それを乗り越えスクリーンにすべて乗せていくのだ。

「辛い、キツい、逃げたいと思った瞬間こそがチャンスである。悲しむな。嘆くな。よし来た!と歓迎しろ。」と偉大なる映画プロデューサーが言った。
必要なものが必要なだけ手元に集まってくる。あとはそれを撮るだけだ。

物語を撮っていくにせよ、撮ると決めた時から映画はすでに始まっている。
映画はすべてドキュメンタリーだ。

2014年3月6日木曜日

川端康成三部作チケット発売!

4月に出演する川端康成三部作、ノゾエ征爾さん脚色・演出「片腕」のチケット発売がいよいよあさって3月8日に迫ってまいりました。チケットのご予約、お待ちしております!


スズキ拓朗「FRIEND〜踊る戯曲〜」

下北沢の「劇」小劇場にて「若手演出家コンクール 2013」最終審査に残っているスズキ拓朗君の「FRIEND〜踊る戯曲〜」を観ました。 スズキ君とは数年前にニブロールで共演させていただきましたが、最近また目覚ましい活躍ぶりで、数々の賞を受賞されています。

作品は安部公房さんの戯曲「友達」をダンス作品にしたもの。
しかしとにかく分かりやすい。
踊りだけでなく、歌や台詞や映像を駆使して、物語の核はしっかり届けてきてくれます。
確かに戯曲は踊ってましたね。

敷居は出来る限り低くして、早めにお客さんに乗ってきてもらい、そのままグイグイと物語の中に引き込んでいく手法はスズキ君の演出の最も愛すべきところ。

ただ分かりやすいことをやってるわけじゃなくて、暗さも難しさもたくさん含まれているんだけれど、ふんだんにまぶされた砂糖の甘さに、それも忘れて全て味わってしまえます。 楽しそうな遊園地に招待されて楽しんでいるうちに、苦手だったお化け屋敷や絶叫マシーンにも知らぬ間に乗せられて楽しんでしまっているといった感じです。

お客さんが安心して次も楽しみにいける作品づくりの出来る演出家は大切な存在なので、これからのさらなる成長と活躍をお祈りしております。

「若手演出家コンクール 2013」は3月9日まで下北沢「劇」小劇場にて、2000円で最終候補者4名の作品全てを楽しめるお得な企画です。

スズキ君の作品は3月9日14時からもう一度上演されます。
興味のある方、ぜひ足をお運び下さい。

2014年3月4日火曜日

北川帯寛監督『カオリと機械油』

 
『夢売るふたり』でお世話になった北川帯寛さんの監督した映画『カオリと機械油』が公開されます。
『夢売るふたり』では助監督見習いでしたが、最近はピンク映画を含め監督として活躍のご様子。
いつかまたご一緒しましょう!

【角川シネマ新宿】3月8日~14日、3月22日~28日 
【京都シネマ】3月22日~28日
どちらも各日18:30開映。入場料金は
1200円です

http://t.co/ooRt1qIbF4

クロッカス咲いたら

昨年植えたクロッカスが花をつけました。
日が当たってるときだけ開くのか、今はお休み中のご様子。
もう春かな。