本日の稽古、通し二回。
帰ってすぐ山盛りのレバー炒めを作って食べる。
燃やした分はすぐ取り返す。
あとは山盛りの睡眠だ。
ずっと前から持っていて読んでいなかった澁澤龍彦さんの遺作「高丘親王航海記」を夢中になって読み上げる。
難しそうで敬遠していたけれど、澁澤さんの小説の中でも最も読みやすく面白かった。
幻想伝記物語という形をとりながら、死期を感じている作者自身の姿を親王に重ねて、親王と共に死に向き合い、死の向こうへと旅立とうとする。
ひたすらに天竺を目指した親王が死を前にして天竺を超越していく姿。
次々に登場してくる人語を操る摩訶不思議な動物たちも魅力的。
さあ、明日も通し。
どんな発見があるだろう。
旅だ。
2014年10月31日金曜日
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