せんだいメディアテーク6階ギャラリー4200にて今日から始まった「物語りのかたち 現在に映し出す、あったること」に足を運びました。
これは、怖かったです。
特に漫画「ぼのぼの」で有名ないがらしみきおさんの展示が怖くて逃げ出したくなるくらいでした。
同じ部屋がいくつも連続していて、でも少しずつどこか違っていて、その違いに気付く度に部屋を往き来して、その違いが何なのかをつかみたくてでもつかめなくて、その内こちらの心の触れられたくないとこに触れられているような気がしてきて、他に人が誰もいなくてたった一人でさ迷い続けて、どんどん底無し沼にはまっていってるような気がしてきて怖くて怖くて、でも先を知りたくて進んでしまう。
よく考えられ、よく練り込まれ、よく仕上げられた素晴らしいインスタレーションです。
他の展示も素晴らしくクオリティが高くて、これが300円でいいんですかと聞きたくなりました。説明をまったく読まずに見ていたので、製作意図とは全く違う読み方をしながら見ていたのですが、それがよかったと思います。
人の魂や心や存在はその人がいなくなってもいつまで残り続けるのだろうか、ということにアプローチしてるのかなあなんて勝手に考えながら見てました。
これはぜひ見て欲しい展示です。
きちんと意思を持って、手間をかけて3人がひとつの方向に向かおうとしている様を感じました。
東北のみなさま、ぜひ!
おすすめです。
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