NODA・MAP「逆鱗」東京・大阪・北九州、ついに終わりました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
「オモイ」を口にすることなく散っていったたくさんの若者と、アンサンブルという役割を背負って舞台に立ち続ける自分の心情が確実に結びついていて、毎日、写真を眺め続けた八重桜を抱えて晴れやかな顔をして搭乗していく若者たちの顔を、毎日毎日思い返しては彼らの声にできなかった「オモイ」を声にしなくては、ととにかくその「声」について考え続けた毎日でした。まだ自分たちには「声」がある。「声」が出せるのだということも。
次の舞台はFestival d'Avignon(アヴィニヨン演劇祭)にて初演のANGELICA LIDDELL演出「¿QUÉ HARÉ YO CON ESTA ESPADA?」です。「逆鱗」公演中もアンジェリカから次々と指令が飛んできて、「逆鱗が終わってからにして下さい」とお願いし続けてきましたが、やっと取り掛かることが出来ます。バラバラに飛んでくる指令ですが、不思議と点と線が結びついて、ひとつの形を見せてくれそうです。日本から行く4人の仲間とも語り合っていますが、なんとなく日本チックな観光案内みたいな舞台には絶対にしたくないので、アンジェリカの魂と、俺たちの魂がどかんとぶつかりあって爆発した結晶を世界に無条件にぶちまけていきます。頭で理解、ではなく心に直撃するものを。ビザはうまく申請できたし、あとはつくるのみ。ぜひフランスまで観に来て下さい。必ずいいものにしますので。
https://www.facebook.com/festival.avignon/photos/a.133124683383034.18890.125699707458865/1244333745595450/?type=3&fref=nf
2016年4月4日月曜日
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