2018年5月31日木曜日
"Trilogía del infinito"
アンジェリカ・リデルの三部作、自分はⅡに出演し、ⅠとⅢを観せてもらいました。何より作・演出・主演として1週間で3つの全く別の演目に出演し続けたアンジェリカのパワーが素晴らしい!旧約聖書やパゾリーニの世界から霊感を受けた作品は本当に強烈。失神する観客も出て劇場は騒然としていました。
最低で最高!
今回参加したマドリードのフェスティバルには大好きな南米の演出家ロドリゴ・ガルシアも参加していました。都合がつかず観られませんでしたが、観た人からは「最高!偉大な実験」と「最低!吐き気がする」の両方の感想が。観たかった。
2018年5月27日日曜日
2018年5月26日土曜日
バストリオに出演します!
出演させていただきます!出会った最初の舞台以来、今野さんとはずっと映画を一緒にやってきたので、こうしてバストリオの舞台に出演するのはなんと6年ぶりになります。新潟の集落に滞在してつくる舞台です。その場にしっかりと根を張った力強い舞台にしていきます!どうぞお楽しみに!
8月に新潟県・十日町市で開催される、あざみひら演劇祭2018にバストリオ+松本一哉が参加!上演作品は、『黒と白と幽霊たち 莇平版』。バストリオとしては初の野外公演です!
8月に新潟県・十日町市で開催される、あざみひら演劇祭2018にバストリオ+松本一哉が参加!上演作品は、『黒と白と幽霊たち 莇平版』。バストリオとしては初の野外公演です!
出演者などの情報は下記ニュースページで!
busstrio.com/archives/3321
busstrio.com/archives/3321
2018年5月21日月曜日
無限の三部作
マドリードへ。カナル劇場にてアンジェリカ・リデル "Trilogía del infinito"(無限の三部作)。出演作 “¿Qué haré yo con esta espada?”は5/26-27に上演です。
ついにアンジェリカの母国にて。
EL MUNDO
EL MUNDO
記憶と共にある。
先日、映画を撮りました。話し合うだけではらちがあかないので、一気に考えて、一気に撮影。結局どのようにやっても、その都度、「もっとこうするべきだった」という問題にぶち当たるわけで。でもそれって撮らなければ分からなかったわけで。自分にとって映画とは思考することでしかない。思考の結果をかたちにする行為ではなく、思考の道すがら。うまくいこうが下手くそでしかなかろうがどんどん撮る。発表未発表も問わずとにかく撮る。日々想いながら編集して編集して、映画になったなと思えるものを順番に置いておく。自分が死んだとき、日々の思考の道筋が残る。残さなくともいい。カフカのように全部焼いちゃってもいいのかも知れない。その映画たちは十分に役割を果たしたのだから。自分にとって映画は記憶。記録じゃない。記録は万人と共有できるけど、記憶は自分一人のものでしかない。観せるために撮る映画は、記録。いつも記憶と共にありたい。それが自分にとっての映画。一番大切なもの。
2018年5月13日日曜日
『大仏廻国』クラウドファンディング!
出演させていただきます映画『大仏廻国』のクラウドファンディングです。昭和9年に公開された幻の特撮映画のリメイク。達成率は130%を越えてますが、まだまだ費用が必要です。千里の道も一歩から。自主制作で目指すこの特撮映画をぜひ応援して下さい。締切まであと1週間です!
https://www.makuake.com/project/daibutsukaikoku/ …
菊沢将憲 MASANORI KIKUZAWAさんが追加
2018年5月12日土曜日
aomusi 「3人の女のことでも、よい」
aomusi 「3人の女のことでも、よい」
2018.5.11-5.13
新宿眼科画廊スペース地下
2018年5月10日木曜日
オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌
「オスカー・ワイルドのコント集 白鳥の歌」
編集:ギヨ・ド・セ 翻訳:堀江珠喜
「サロメ」で有名なオスカー・ワイルドが、サロンなどで取りまきの友人・知人に語った小話(コント)の聞き書きを編者が収集してまとめたもの。第一部17編、第二部25編、第三部39編と81編の小話が収められています。ワイルドの小話を聞いた様々な人たちによる聞き書きなので、書いたのはワイルド本人ではありませんが、まずこれだけの話をサロンでちょっと披露できるだけの教養と知識の高さに驚いてしまいます。感銘を受けた聴衆がわざわざ書き残しておくぐらいの質の高い小話を、今となってはどのように表現したのかは分かりませんが、ユーモアを発揮しながら面白おかしく語ったのだと思います。こうした知識が土台にあって、ワイルドの文学世界があるのだなと改めてワイルドへの尊敬が深まりました。また、こうした知識や教養を下地にした当時の社交の楽しみ方は、やはり相当に洗練されたものがあったのだなと、この本から当時の雰囲気を楽しむことができます。いつも手元に置いておきたい一冊です。
The public is wonderfully tolerant. It forgives everything except genius.
大衆とはすばらしく寛容だ。天才以外のすべてを許す。
編集:ギヨ・ド・セ 翻訳:堀江珠喜
「サロメ」で有名なオスカー・ワイルドが、サロンなどで取りまきの友人・知人に語った小話(コント)の聞き書きを編者が収集してまとめたもの。第一部17編、第二部25編、第三部39編と81編の小話が収められています。ワイルドの小話を聞いた様々な人たちによる聞き書きなので、書いたのはワイルド本人ではありませんが、まずこれだけの話をサロンでちょっと披露できるだけの教養と知識の高さに驚いてしまいます。感銘を受けた聴衆がわざわざ書き残しておくぐらいの質の高い小話を、今となってはどのように表現したのかは分かりませんが、ユーモアを発揮しながら面白おかしく語ったのだと思います。こうした知識が土台にあって、ワイルドの文学世界があるのだなと改めてワイルドへの尊敬が深まりました。また、こうした知識や教養を下地にした当時の社交の楽しみ方は、やはり相当に洗練されたものがあったのだなと、この本から当時の雰囲気を楽しむことができます。いつも手元に置いておきたい一冊です。
The public is wonderfully tolerant. It forgives everything except genius.
大衆とはすばらしく寛容だ。天才以外のすべてを許す。
オスカー・ワイルド
ゴダール新作短篇『西風』Vent d’ouest 公開
2018年5月9日水曜日
流れに身をまかせ
映画脚本家大大大募集!
現在、映画の次回作に向けて脚本家を募集しています。メールでやりとりも出来るので、遠方の方でも大丈夫です。
ご興味ある方はぜひ、
kikuzawa1974@yahoo.co.jp
までご連絡下さい。
年齢・国籍・住んでいる場所など問いません。
一緒に面白い映画をつくりましょう!
ご興味ある方はぜひ、
kikuzawa1974@yahoo.co.jp
までご連絡下さい。
年齢・国籍・住んでいる場所など問いません。
一緒に面白い映画をつくりましょう!
2018年5月8日火曜日
アフタートークに出演します!
東京公演初日、5月11日19時の回のアフタートークに出演させていただきます。広島公演も好評だった様子なので、とても楽しみにしています。旗揚げしたばかりのユニット。ホームページの写真もとても良いです。ご興味ありましたら、ぜひ足をお運び下さい。新宿眼科画廊です。
2018年5月3日木曜日
蓮沼執太個展「 ~ ing」
主催:株式会社 資生堂
会期:2018年4月6日(金)~6月3日(日)
会場:資生堂ギャラリー
〒104-0061 東京都中央区銀座8-8-3
東京銀座資生堂ビル地下1階
tel. 03-3572-3901 fax. 03-3572-3951
tel. 03-3572-3901 fax. 03-3572-3951
URL: http://www.shiseidogroup.jp/gallery/?rt_pr=tra62
平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
平日 11:00~19:00 日・祝 11:00~18:00
毎週月曜休 入場無料
2018年5月2日水曜日
ロックといえばキヨシロー!
5月2日は忌野清志郎の命日。
ロックといえばキヨシロー。
高校卒業してからギターを始めて、挫折しそうになったときにキヨシローの曲を聴いて、これが弾けるようになるまではやめないぞと誓って、何とか続けることができた。どうしようもないこの国で、どうしようもないことが何度起こったって、あきらめずにたった一人で怒り続けていた人。
何が起ころうとも流されない。あきらめない。
必ずカウンターを食らわせる。ロックンロール!
5/16 出演作「わたしたちの家」DVD発売!
出演作である清原惟監督の映画「わたしたちの家」、“PFF in 福岡”での上映は無事に終了しました。ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました!福岡の知人のみなさんから「観たよ!」という連絡がたくさんあってとてもうれしかったです。
そしてこの度、「わたしたちの家」を含めた4作品が収録されているDVD『東京藝術大学大学院映像研究科 第十一期生修了制作作品集2017』が5月16日に発売されます。昨年行われた修了制作展ですべて観ましたが、それぞれ挑んでいることがまったく違って見応えがありました。
アマゾンでも定価3024円でご購入いただけます⇩
ご興味ありましたら、ぜひどうぞ。
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2018年5月1日火曜日
ゴダールとトリュフォー
「ふたりのヌーヴェルヴァーグ ゴダールとトリュフォー」監督:エマニュエル・ローラン
ヌーヴェルヴァーグを牽引した二人の映画監督ゴダールとトリュフォー。その二人の映画に数多く出演し、ヌーヴェルヴァーグの申し子と呼ばれた俳優ジャン=ピエール・レオー。この三人の関係を軸にしながら、ヌーヴェルヴァーグがどのようにはじまりどこへ向かったのかを描くドキュメンタリー。ヌーヴェルヴァーグの波が実際にはほんの短い期間であったというのが意外だった。
ゴダールとトリュフォーの決裂は必然であったかのように感じた。時代を変えるほどの熱烈な才能の結びつきは危険なエネルギーを孕んでいて、先へ進むための大きなエネルギーを必要とするとき、それは決裂というかたちで発散され、推進力となる。それは新しい宇宙のためのビッグバン。必然なのだ。
二人の決裂のひとつのきっかけとなったカンヌ映画祭。今年のカンヌ映画祭にはゴダール監督の映画が登場する。映画祭のメインビジュアルはゴダールの「勝手にしやがれ」だ。ゴダール監督の映画とその言動を今から楽しみにしている。
まだ何もはじまっちゃいないんだ。
ヌーヴェルヴァーグを牽引した二人の映画監督ゴダールとトリュフォー。その二人の映画に数多く出演し、ヌーヴェルヴァーグの申し子と呼ばれた俳優ジャン=ピエール・レオー。この三人の関係を軸にしながら、ヌーヴェルヴァーグがどのようにはじまりどこへ向かったのかを描くドキュメンタリー。ヌーヴェルヴァーグの波が実際にはほんの短い期間であったというのが意外だった。
ゴダールとトリュフォーの決裂は必然であったかのように感じた。時代を変えるほどの熱烈な才能の結びつきは危険なエネルギーを孕んでいて、先へ進むための大きなエネルギーを必要とするとき、それは決裂というかたちで発散され、推進力となる。それは新しい宇宙のためのビッグバン。必然なのだ。
二人の決裂のひとつのきっかけとなったカンヌ映画祭。今年のカンヌ映画祭にはゴダール監督の映画が登場する。映画祭のメインビジュアルはゴダールの「勝手にしやがれ」だ。ゴダール監督の映画とその言動を今から楽しみにしている。
まだ何もはじまっちゃいないんだ。
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