2019年2月26日火曜日
実験映画と劇映画
今日はバストリオの黒木さんがやっている展示を見に谷中まで行きました。行くと今野さんをはじめとするバストリオのメンバーがいて、楽しい集まりになりました。今野さんが淹れてくれた珈琲を飲みながら映画談義。こないだ観たシアターコモンズの田中功起さんの映画から、今、自分が気になっている実験映画と劇映画の違いについて。実験映画はストーリーなど気にせず眺めていられるのに、なぜ劇映画になるとストーリーを分かろうとして観てしまうのか。分からないといけないと思い込んでいるのか。実験映画と劇映画の境目ってどこにあるんだろうかとかそんなことを話し合いました。アキ・カウリスマキ監督やミヒャエル・ハネケ監督の映画についてなど。それからとある映画のオーディションに。脚本について疑問がいくつかあったので、率直にお伝えさせていただきました。今の自分にとってはオーディションに受かる受からないの前に、いい映画がひとつ生まれるかどうかが何よりもとても大切な問題。今、書いているふたつの脚本も考えている時間がとても刺激的で興奮します。どうにも生理的なところに迫る表現にいってしまうのだけれど、それを怖れたり抑えたりしてはいけないなと。どこまでそれを打ち出して率直にかたちにしていけるかが、自分にとっての挑戦だし、快楽です。
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