田中功起 『可傷的な歴史(ロードムービー)』
2人の主人公に感情移入して劇映画のように楽しみました。ネットの映像だけで目線入りで登場するヘイトスピーチをする人たちが強く気になりました。四ツ木橋で痛ましい虐殺があった事も。「共感」についてずっと考え続けてました。
「共感」が美しい状況を生むこともあるけれど、同じようにその「共感」が痛ましい状況を生むこともある。チャーミングな主人公2人に「共感」して感動するけど、事実として出てくるヘイトスピーチや虐殺もまた人々の共感によって起きていることで、共感できない「共感」にもまた強く興味を持ちました。
「共感」が美しい状況を生むこともあるけれど、同じようにその「共感」が痛ましい状況を生むこともある。チャーミングな主人公2人に「共感」して感動するけど、事実として出てくるヘイトスピーチや虐殺もまた人々の共感によって起きていることで、共感できない「共感」にもまた強く興味を持ちました。
0 件のコメント:
コメントを投稿