昨夜はNODA・MAP「MIWA」東京公演の千秋楽を終えて、神楽坂のセッションハウスにて小暮香帆さんのソロダンス公演「遥かエリチェ」を観ました。
すごかったです。
これまで最高に感動したのは黒田育世さんのソロダンス「モニカ モニカ」で、福岡で観て死ぬほど感動して、それがいつしか育世さんとダンスを共にするようになって、人生が大きく変わってしまいました。
そんな風に自分の人生を変えてしまいそうなダンスです。
育世さんのダンスとはもちろんまったく違いますし、受ける衝撃も感動もまったく別のものなのですが、大きさが似ています。
とても大きな大きなダンスです。
激しさも悲しみも何もかもを大きな優しさで包んで差し出すダンス。
ダンスを見ているうちにダンサーの人生を見ているような気持ちになって、いつしかそこに自分の人生をも見つめはじめて、いろんな角度から映す鏡のようになって、その景色の中をめぐっているうちにダンスが終わる。
自分の人生はいつも芝居とともにあるのですが、すごいダンスとダンサーとの出会いは自分の芝居に強い影響を与えてきます。月や太陽や星のように。
来春、小暮さんと一緒に映画をつくります。
手探りですが、心を込めて、しっかりと、「映画」を。
2013年11月25日月曜日
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