本日、「川端康成三部作」稽古場での最後の全体通しでした。
出演する「片腕」は毎回発見のある面白い作品で、短編小説なのですが、戯曲としてみてもかなり深みのある面白い内容です。ノゾエさんのカットを入れる部分や小ネタを挟んでくる部分も的確で、「片腕」をより深く知るための道を常に拓いてくれます。
読んでも読んでも読み尽くせないこの面白さを体験できるのは、こうして演じているからこそ。
なぜ、こんなにもこんなにもこの「片腕」を読まずにおれないのか、答えはたぶん出ないけれども、演じて演じて演じていく中できっと体で獲得していく感覚なのでしょう。
幾層にも重なり合って広がってゆくこの世界。川端康成恐るべし。
まだ席はあります。ぜひ足をお運び下さい。
http://www.kawabatatrilogy.org/#
2014年4月13日日曜日
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