「水のおと」刻一刻と完成に近づいている。
植物が育つように、ぐんぐん伸びていくように。
「この人となら」と感じる人と組むことができれば、それだけでいいのだ。
演技も、撮影も、編集も、音楽も、素晴らしい人とだけ、組めた。
それだけで監督の仕事はほとんど終わっている気がする。
あとはこれから始まるお客さんとの最高の出会いを創っていくだけ。
出会いのきっかけとその結び目を創るのが監督の仕事なのかな。
次の映画のこともゆっくり考えている。
この時間が一番、大変で楽しくて面白くて大切で。
これから育てる植物の種を創る作業。
浮かんでは消えるイメージを楽しみながら、出会いのインスパイアを楽しんで、撮影がカタチになって眼の前にやってくるその時まで、温め続ける。
ずっとずっと、温め続ける。
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