川端康成三部作「片腕」にご来場のみなさま、本当にありがとうございました。
たくさんの方に観ていただき、たくさんの感想をいただき、うれしかったです。
ノゾエさんの演出は本番の一回一回で細部が細かに変わっていきますので、ひとつとして同じ演出の回が無いというのが特徴です。
あの日はこうしていたけれど、この日はそれをしていないなど、多々あります。
「読む男」に向かって近づいたり離れたりしながら、徐々に深みに辿り着いていく、そんな芝居でした。
これから3月に撮った映画「水のおと」を完成させます。
4月26日には出演した映画「愛のはずみ」が福岡で上映されます。
そして5月からは次の芝居「ハムレット」の稽古です。
KUNIOは前から気になっていたカンパニー。
しっかりした土台を持ってエンターテイメントを築いていける力のあるカンパニーです。
シェイクスピアの名作ですが、当然、面白いものにします。
古色蒼然とした古典の名作に瑞瑞しい感覚をたくさん込めて、この「今」に生きる芝居にします。
面白い芝居を作ってお客さんに楽しんでもらうこと。
「面白い」は人それぞれだと思いますが、自分が感じる精一杯の「面白い」を届けます。
「片腕」を観て面白いと思っていただけたなら、ぜひ夏のKUNIO11「ハムレット」にも足をお運び下さい。必ず損はさせませんので。
お待ちしております!
0 件のコメント:
コメントを投稿