「歌を歌うってことは簡単だけど、歌を伝えるってことはそうはいかねえ」
これは歌を映画とか芝居とかに置き換えても同じ問題だ。
やたらに伝える数を増やす必要はないと思うけど、少ないのも寂しい。
分かりやすくても何も伝わってこないものがある。
全然意味分からないのに心揺さぶられることがある。
いろんなことがうまくなると、大切なことを忘れてしまう。
何をするにしても年齢は全く関係ないと思う。
ただ経験にぶら下がりはじめると、危ない。
だから幾つになって、どんだけ経験積んでも、初めての人みたいに。
初めてのことにどんどん挑戦すれば、いつでも初心者になれる。
いい年してって言われてもどんどんやる。
だって年齢で全部判断してたら、30過ぎたら死ぬのを待つだけ、にならない??
みんな歳を取る。いつまでも赤ちゃんや小学生のままではいられないんだぜ。
成功なんていらない。
ただ自分がやるんだって決めたことを自分の責任でやればいいんだ。
いつも新しく、風通しよく生きる。
それを作品にして、そんな生き方もOKなんだって、
観てくれた人が思ってくれたら最高!
「成功は失敗のもと」って岡本太郎さんも言ってた。
成功しそうになったら、また違うことをはじめたらいい。
下手くそな自分を笑えるから。
古い慣習や決まりごとに囚われて生きるなんて、冗談じゃない。
現代の日本より、江戸時代の人たちの方がもっと自由だったんじゃないの?
今の方が自由だって、今の方がいい時代だって、本当に胸張ってそう思える?
とにかくやれることは全部やる。やれるとこまでやる。一人でも、やる。
ということでもう一曲、マルツカさんの名曲をどうぞ。
自分が二十歳で博多の照和というライブハウスで水曜7時の回で歌ってたときの、
9時に出演してた大先輩。泣いたり笑ったり、喧嘩したり教えられたり、
一緒にバンドやったり、本当にこの人がいたから自分の歌も鍛え上げられた。
なぜ歌うのかってことを、心の底から考えさせられた。
そろそろ歌もはじめたい。(YouTubeでのみ再生可)
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