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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2012年12月31日月曜日

猫じゃらしで遊ぶ猫


昨日は飯田春子という映画監督の現場で雨降る冬空の下、野外ロケ。
物語と映像の独特の世界観が魅力の映画監督です。
多摩美の佐藤悠玄監督もそうだけど、下手すると自分の子供でもおかしくないくらいの若い人と仕事をするのは、とても楽しい。
現場はそれはそれはスムーズには進まないけれど、そんなことは問題じゃないのです。

猫も若い時は猫じゃらしに飛びつくけれど、年をとって猫じゃらしを理解してしまうと、見向きもしなくなってしまう。遊ばなくなってしまうんですね。
年をとって、どれだけ猫じゃらしを理解しても、飛びつき続けて、遊ぶ猫でありたいです。

高校生の頃、仲のいい友達と、将来の話を始めて、終わらなくなって、いつの間にか夜が明けていて、公園でも行くかって、まだ薄暗い公園で缶コーヒーを飲みながら話の続きをした、あの感覚の延長が、今の自分だから。その感覚を、忘れないように。

いつも、彼らが将来、映画を撮り続けて、(もう大人なんだけど)大人になって、いっぱしの映画監督になって活躍してる姿を思い浮かべながら、「続けて欲しいなあ」って思いながら、一緒にやってます。
「ライバルを蹴落とさなくても、続けていれば、自然とみんないなくなってしまう。だから、ライバルを大事にしなさい」って誰か言ってたけど、あれは本当です。こいつすごい才能だなあって人も、就職とかで本当にあっさりいなくなってしまうから。


昨日はそれから、バストリオの忘年会に行きました。
バストリオ、『ユリイカ1月号 この小劇場を観よ!2013』で紹介されてましたね。
事務所兼みんなの家に行くのも空気公団ライブの稽古以来です。
相変わらず、みんなあったかい。
風呂に入らせてもらって、鍋をごちそうになって、空気公団ライブの映像を見たりして話してる内に、あっという間に日が変わってしまいました。
主宰の今野さんと来年は映画を一緒にやりましょうと約束。楽しみです。

と言う訳で、皆様、来年もいい年にしましょうね。
今年もお世話になりました。

2012年12月29日土曜日

日本演出者協会大忘年会


日本演出者協会の大忘年会に参加させていただきました。

理事長の和田喜夫さんとのつながりしかなかったので、いきなりの忘年会参加は恐る恐るだったのですが、nibrollで一緒だったスズキ拓朗君や福岡時代にお世話になっていた小松杏里さん、「半神」の美術プランの加藤ちかさん、アジア舞台芸術祭の時にお世話になったアヤマドリの広田淳一 さんと、知っている方々もたくさんいてひと安心。

特にスズキ君と小松さんにはたくさんの演出家の方をご紹介いただいて感謝でした。
50人から60人(もっと?)集まった方のほとんどが演出家なので、3時間では足りません。
   
スズキ君の売り込みのうまさは素晴らしい。学ばせてもらいました。

役者にとって演出家は、仕事を生んでくれ、また俳優としての新しい視点を拓いてくれる大切な存在です。誰と出会ってどんな仕事をするかが俳優の将来を決めると言っても過言ではありません。

素晴らしい演出家さんや振付家さん、映画監督さんに出会って来れたことに感謝です。
若手からベテランまで様々な演出家のパワーに触れられた、素晴らしい忘年会でした。

「片腕」から「半神」




「片腕」ご来場の皆様、ありがとうございました。
無事に公演終了いたしました。
稽古開始から25日間で稽古、
台北公演、東京公演とぎっしり詰まった濃い毎日でした。
片腕を抱えた長い旅のようでした。
多くの方に観ていただけたこと、うれしく思います。

次回公演のご案内です。
野田秀樹さんが教授をつとめる多摩美術大学映像演劇学科の公演「半神」に外部キャストとして出演させていただきます。昨年、上演した舞台の再演です。
メンバー変更もあり、さらに充実した公演になること間違いなしです。
初演はチケットがあっという間に売り切れてしまいました。
どうぞお早めにお買い求め下さい。


多摩美術大学 映像演劇学科『専門演習Ⅱ』2012年度公演『半神』

原作・脚本/萩尾望都  脚本/野田秀樹  演出/佐藤悠玄
企画制作/多摩美術大学映像演劇学科 野田秀樹研究室

【日時】
2013年 2月27日 14:00/18:30
    2月28日 14:00

【会場】
東京芸術劇場シアターウエスト(小ホール2)
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。
駅地下通路2b出口と直結しています。

【出演】
小野ゆり子 橋本 佐藤悠玄 野口卓磨  菊沢将憲 
安藤尚之 下司尚実 秋草瑠衣子 野上絹代 大石貴也 
橋本晃佑 古庄沙妃 柳雄斗 小池琢也 
橋本和瑚 井上加奈 古賀友樹

【スタッフ】
美術プラン 加藤ちか
照明プラン 古澤禅 廣瀬りつ
衣装プラン 福田佑樹子
音響プラン 松尾智久
音楽    照山真史
振付    下司尚実
舞台監督  藤田萌愛
制作    伊藤彩夏 遠藤裕
演出助手  高橋ルネ
美術助手  ユミノアキ
舞台監督助手 井関周平
美術    大沼史歩 白鳥みちる 深瀬麗央 山崎遥
照明    平田春香
衣装    鈴木もも
音響    原悠介

【チケット】
前売り開始 12月12日

前売り一般 2000円
前売り高校生 1000円
当日 2200円
※当日券は先着順 ※満席の場合はご容赦下さい。
※受付開始は開演の40分前から/開場は開演の30分前から

チケットはCorich からお申し込みいただけます。
PC用   https://ticket.corich.jp/apply/41635/
携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/41635/
 
『半神』公演に関するお問い合わせ
半神制作部 Mail:hanshin_info@yahoo.co.jp

2012年12月27日木曜日

多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業制作展




愛のはずみ

佐藤 悠玄

映像/85min/BD
京子(16)は女子少年院にいる時、両親の面会を受けなかった。
京子の両親は離婚し、別々の新たな道を歩もうとしていた。
ある事件がきっかけで、この家族には、愛がなくなっていた。
監督・脚本:佐藤悠玄
撮影:楠雄貴
キャスト:椎名琴音、菊沢将憲、安藤尚之


出演した佐藤悠玄監督の映画「愛のはずみ」上映会の情報です。
京子の父親、幸雄役で出演しています。

多摩美の学生たちの様々な作品を楽しめます。
ぜひ足をお運び下さい。

多摩美術大学造形表現学部映像演劇学科卒業制作展

2012年12月22日土曜日

NODA・MAP第17回公演「エッグ」wowow放送



本日夜9時より出演した舞台NODA・MAP「エッグ」がwowowにて放送されます。
見逃した方、もう一度見たい方、どうぞご覧下さい。

9月5日~10月28日まで、東京芸術劇場で上演いたしました 
NODA・MAP第17回公演「エッグ」のwowowでの放送日が決まりました。 

放送日:2012年12月22日(土) よる9時より放送 
詳細はこちら http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/102262/ 


2012年12月21日金曜日

『愛のはずみ』予告編

出演した佐藤悠玄監督の映画『愛のはずみ』予告編が出来ました。
徹底的に人物に寄り添うカメラワークが魅力です。
不思議な情感の漂う映画です。
どうぞ足をお運び下さい。

卒業制作映画「愛のはずみ」
予告編です。
2013年1月22日16時55分〜18時20分
     24日12時00分〜13時25分
     27日16時20分〜17時45分
横浜BankARTにて上映致します。
無料ですので是非足をお運び下さい。

2012年12月19日水曜日

片腕、異国にて成長。

『片腕』、一日一日と、日々成長しております。
台湾という異国の空気をたくさん吸い込んで、また大きく成長です。

台北の日本人学校では、たくさんの中学三年生と出会いました。
いろんな反応、日本の中学三年生とは、感じ方が違うような気がしました。

日本での公演を楽しみにしています。
ご予約いただいた方、どうぞお楽しみに。

まだご予約いただけますので、ご希望の方はぜひご連絡下さい。
お待ちしております!

2012年12月8日土曜日

男をどんどん魅惑する小悪魔テク!!


MYLOHAS にて『片腕』が紹介されました。
男をどんどん魅惑する小悪魔テク!!
小難しいものにはしたくないねって言いながら、みんなで日々模索しています。
客席は200席を予定しています。お早めにご予約下さい。

ひとつ、ひとつ。一日、一日。

今日(7日)「片腕」の稽古中、大きな地震があった。
稽古は一時中断、ワンセグからの情報を聴きながら、みんなしばし無言。

「あの時」の記憶が心によみがえる。
地震の記憶は、消えない。きっと、ずっと思い出す。

舞台に向き合う時、それがどんな内容であったとしても、あの地震とそれにまつわるいろんな出来事への思いが、いつもどこかに流れてる。

自分がこれは大切だ、と思っていることはいつもどこかに流れてる。
舞台を見て、笑ったり泣いたりしてもらいながら、一緒にそのことを考える。

この「片腕」にも今の自分の大切なことがたくさん詰まっていく。
稽古を重ねながら。

ひとつ、ひとつがとても大切なのだ。
一日、一日が。

2012年12月4日火曜日

選挙が、始まる。

東京都知事選挙、衆議院議員選挙、東京都議会議員補欠選挙、最高裁判所裁判官国民審査、12月16日。自分が持っている大事な一票、今、自分が本当に信じられる人に投じよう。

1時間10分にわたる会見。不明瞭、不誠実な部分は全く感じられず、自分が何となく気持ち悪く思っていた部分をズバッと切ってくれてます。

テレビでは絶対に流れないでしょうね。
テレビは全く見ないので、平気ですが。

前回の都知事選では自分が信じた人は選ばれず、結局あの方が都知事に収まりましたが、あの時に投じた一票は「自分はそうは思っていないんだ」という意思表明として、大切な行動でした。今回の都知事選では、宇都宮けんじさんを支持します。

自分の専門は俳優で、政治を専門でやろうっていう人ほどには、政治について考えてはいられない。だからこそ自分が支持する人は、真剣に考えていきます。

口では正しいことを言いながら、利権を手にしたとたん、豹変する人たち、それが政治家。
もうそうじゃない人たちが出て来てもいいんじゃないだろうか。
そうじゃない人たちに陽があたる時がきてもいいんじゃないだろうか。

そんな世界をつくるのは、今の自分の責任でもある。

せっかく東京に出て来たのに、そこで出会った大好きな人たちが次々に東京を捨てて出て行く。そんな悲しい都市に東京をしたくないと、切に思います。

2012年12月3日月曜日

「片腕」稽古が始まりました。

本日から「片腕」の稽古が始まりました。
目の前にあるのは「片腕」一編のみ。

演出のノゾエ征爾さん、俳優のカトウシンスケさん、山縣美礼さん、そして菊沢将憲の4人での稽古になりますが、みんなマイペースで楽しい道中になりそうです。

旅が始まった。そんな感じの稽古初日でした。

チケットご希望の方は、ぜひメールにてお名前・日時・枚数・ご連絡先をお知らせ下さい。
当日受付精算にてご用意させていただきます。

2012年12月2日日曜日

「半神」再演にむけて


昨年出演した「半神」が多摩美術大学映像演劇学科『専門演習Ⅱ』2012年度公演として再演されることになりました。

期間は2013年2月27日〜28日。
会場は東京芸術劇場シアターウエストです。

メンバーは少し変更になります。
そして、その変更が、この再演の鍵です。

昨日が顔合わせで、今日が稽古初日。
久しぶりに読む「半神」は、やはりいいホンでした。

この切なさと優しさををもっともっと。
そしてまた新しいイメージを役に盛り込もう。

楽しみ、楽しみ。

写真は今日が誕生日だったしもちゃん。
ハッピーバースデー!!

チケットはまた早々に完売するかも知れません。
ぜひお早めにお買い求め下さい。

2012年11月23日金曜日

明石と言えば


明石の夜、知らない街をあてもなく歩く。
何でもない風景のひとつひとつが、やたらと新鮮で。
明石と言えば、明石焼。


本場の味をいただきました。
神戸では、美味しいパンをいただきました。

その土地の初めて出会うお店で、出会う新しい味。
誰かがそこに住んで、ずっとつくり続けてきた味。
その土地のことがどんどん好きになっていきます。

2012年11月22日木曜日

空気公団


昨日で佐藤悠玄監督の『愛のはずみ』出演シーンはオールアップ。
多摩川にて印象的なラストシーンの撮影でした。
写真は撮影終了後に近くのリサイクルショップで鉄仮面を買って喜ぶスタッフのN君。
お気楽なメンバーが多くて、笑いが絶えない現場でした。

そして、撮影が終わったその足で空気公団のニューアルバム『夜はそのまなざしの先に流れる』発売記念ライブに参加するため六本木へ向かいました。

今年の7月6日に行われた空気公団の同名のライブに、バストリオのメンバーとしてパフォーマンスで出演しました。このCDはその時の録音をもとに製作されたもので、決してライブ盤ではないのですが、その時の空気はしっかりと音の中に含まれています。

ジャケットの写真の中に、当日の舞台写真も使われています。
どうぞ手に取って、聴いてみて下さい。
内奥にあるものにぐっと手を伸ばしたかのような深みのある詞と音です。

ライブ終了後、空気公団の山崎さんが買って来てくれた日本酒で乾杯!
アルバムの完成をみんなで祝いました。



2012年11月20日火曜日

愛のはずみ

昨日から、佐藤悠玄監督の映画「愛のはずみ」の撮影に参加しています。
昨日は泊まり込みで、深夜まで撮影は続きました。

監督の作品には三作目の出演になりますが、今回はさらに良いものになりそうです。撮影終了後、布団の上でその日の撮影分を見ながら、ああだこうだ言い合って、それがまた明日への活力になります。

ドキュメンタリー映画のバイブルである佐藤真監督の著作「ドキュメンタリーの地平」にも、その日の撮影分をみんなで見て意見を言い合うことの大切さが書かれていましたが、本当にその通りでした。映画への熱が上がります。

完成した映画は来年一月に横浜のBankARTにて上映されます。
どうぞ完成を楽しみにしていて下さい。

ちなみに写真が佐藤悠玄監督です。NODA・MAPのアンサンブルでもいつも一緒、来年二月に出演する野田秀樹さん監修の『半神』の演出家でもあります。

「愛のはずみ」監督:佐藤悠玄
2013年1月20〜25日 横浜 BankARTにて

2012年11月16日金曜日

IN NAGOYA


名古屋にて、気になっていたレコード屋さんに入ってみると、非常にいい品揃えで、特にバーゲンCDコーナーがいい感じ。シーガル・スクリーミング・キス・ハー・キス・ハーと、同郷のNANANINE、コンドルズのアルバムを購入。

シーガルのアルバムはずっと探していたものだったので、ここで出会えてラッキー。
NANANINE、いい音出してる。活動休止、本当に残念。
コンドルズ、アガリっぱなし。

やっぱりロックは最高だ。

店に置いてた手書きのライブのチラシを見ると、なかなか面白そう。
名古屋のインディーズバンドがちょっと気になる今日このごろ。

2012年11月12日月曜日

ピチチ5 オーディション


こちら面白そうです。興味ある方どうぞ。


ピチチ5 結成10 周年記念公演 女性キャストオーディション

 泥の河に腰までつかった女優募集。もしくは座敷童子。
 犬歯の鋭い方、優遇!(福原充則)

【応募条件】
2013年5月下旬〜7月7日までの稽古および本番に全日ご参加いただける方
18歳〜35歳までの女性

【選考方法】
一次選考:書類審査(審査後、合否結果を書面にてご連絡いたします)
二次審査:実技審査(2012年12月18日(火)、19日(水)/都内)

【応募〆切】
2012年 12月3日(月)消印有効

詳しくはコチラから
http://www.pragmax.co.jp/pichichi/index.html


2012年11月8日木曜日

「片腕」チラシ完成です。

          


















                                     

12月に出演するノゾエ征爾さん演出の「片腕」チラシが完成いたしました。
劇場にて、お待ちしております!

ハイバイ「霊感少女ヒドミ」


ハイバイ「霊感少女ヒドミ」、かっこよかった。

演劇であり映像であり文学であり音楽。




今までに見たことのない新しいジャンルの何かを観ているような体験でした。

3000円でこんな経験ができるなら、もう何も言うことありません。


2012年11月6日火曜日

□字ック×atomos films「ワールド・ワールド・ワールド」撮影!


歌舞伎町のラブホテルにて、□字ック×atomos films「ワールド・ワールド・ワールド」の撮影でした。

出番が来るまで風呂場で待機。

変な格好をした6人の男女が、ラブホテルの風呂場で無言で座っている。
これこそ撮るべき姿だろうと思いました。

少し時間は押しましたが、撮影は無事終了。
これで、自分の出演するシーンはクランクアップです。

完成した映画は□字ックの2013年2月の公演「タイトル、拒絶」の上演に併せて上映されますので、どうぞお楽しみに。

上映スケジュールなど詳しくはコチラから⇒ロ字ックオフィシャルWEBサイト

2012年11月5日月曜日

ザ・ビートルズ


今日が最終日だったので足を運びました。
質・量ともに大満足。

メンバーが幼少期を過ごした家の扉や、着ていた服や使っていた楽器や機材、直筆の手紙や契約書、手書きの曲順リストやキャバーン・クラブのレンガなど、とにかく現物が惜しみなく展示されていて、同じ時代の空気を吸っている感じがしました。  

特に気になったのは、初期のベーシストであるスチュアート・サトクリフの描いた絵や、悲劇のドラマー、ピート・ベストのコメント、アップル・ブティックの商品やホワイト・アルバムの幻のジャッケットデザインなどで、興味深いモノが目白押しでした。

そして、ジョンとポールが共に、母を失った喪失感を抱えながら、音楽に没頭してきたということが印象に残りました。

「人は、誰でも最初は、自分のために歌う。でも、あるときから、人のためだけに歌うようになる。それが、一流とそうでない人の違いだ」という言葉を思い出しました。

好きな音楽に、歌に、楽器に熱中し、自分たちの音楽のルーツをしっかりと掴み、そこから新しい音楽を次々と生み出し、たくさんの人たちを熱狂させ、ワクワクさせてきたザ・ビートルズ。

それはメンバーの4人だけではなく、「ザ・ビートルズ」という物語に惹き付けられた全ての人たちのドラマだったんだなあと、この素晴らしい展示を見ながら感じました。

好きなことをやって、ワクワクして生きること。
それを突きつめるとここまでいけるんだということを、心から感じました。


ビートルズをクビになったことを悩んだ時期もあったけど、
この人生でしか得れないものもある。
僕は自分の人生に満足しているよ。 
                   ピート・ベスト

2012年11月4日日曜日

想田和弘監督作品「演劇1」「演劇2」




渋谷のシアターイメージフォーラムにて想田和弘監督の「演劇1」「演劇2」を観て来ました。どちらも3時間弱の作品なので、二作品+アフタートークで7時間以上劇場にいたことになります。なかなか出来ない経験でした。

演劇と現代社会の視点から描かれた「演劇2」の方が好きでした。
政治家との付き合いや具体的なお金の話が興味深かったです。


アフタートークでも話題になった、心を見せるために心を出さないという手法は「秘すれば花」ではないけれど、見せないようにすればするほど、無くせば無くすほど、見ている側からは逆にあるように見えてくるということかも知れません。

空っぽである(あるように見える)からこそ、こちらが空想で埋めることができる。
自分の心を投影することができる。

確かにこれって想田監督が本に書いていた「観察映画」の手法と同じですね。
流れに乗るためには、自分が決めた「物語」をいったん手放す必要がある。

俳優にとっても同じように、自分を一度手放すことで見えてくる世界がある。
そういうことかなと感じました。

2012年11月3日土曜日

園子温監督最新作「希望の国」


園子温監督最新作「希望の国」を観て来ました。
原発事故という強すぎる現実に虚構が飲み込まれていきます。
あの地震と津波と放射能、確かに経験したその記憶が揺さぶられます。

随所にすっきりと飲み込めない部分があるけれど、そこがしっかり痕を残して帰り道、ずっと頭から心から離れませんでした。

老夫婦が選んだ決断は、分かるようで分からないようで分かるようで分からない。
タイトルが出たその先に「希望の国」という映画が始まる、そう感じました。

あの経験が映画になった。
それだけでも大きな価値があります。

2012年11月2日金曜日

ノゾエ征爾さん演出「片腕」最新情報



菊沢将憲出演、ノゾエ征爾さん演出の舞台「片腕」の最新情報です。

台湾・日本国際共同企画 川端康成三部作第二弾
ワーク・イン・プログレス ショーイング
『片腕』
原作:川端康成 脚色・演出:ノゾエ征爾
出演:菊沢将憲 カトウシンスケ 山縣美礼
 
日時:2012年12月26日(水)20:00開演
      12月27日(木)15:00/20:00開演
      12月28日(金)15:00開演
      ※開場は開演の30分前

料金:前売2500円/当日2800円/学生2200円 
チケット発売日:11月17日(土)
会場:森下スタジオ Bスタジオ

助成:公益財団法人セゾン文化財団
企画・制作:川端康成三部作企画
フライヤーデザイン:大野 舞
お問い合わせ:info@kawabatatrilogy.com

「半神」ワークショップ

昨年夏に出演した「半神」再演に向けての野田さんのワークショップが多摩美にて行われました。10月28日までNODA・MAP「エッグ」で野田さんと一緒だったので、また一緒に演劇やってるのが何だか不思議な感じです。

一日三時間のワークショップでしたが、刺激は充分、学生と一緒に楽しんだり悔しい想いをしたり、濃厚な時間を過ごしました。思いもよらなかった表現が飛び出したり、その片鱗が見え隠れしたりするたび、全身がゾクゾクします。ホント、芝居って最高です。

こちらも必ずいい舞台にしますので、ぜひ足をお運び下さい。
詳細はまたお知らせいたします。

2012年10月30日火曜日

青年団 ロボット版『銀河鉄道の夜』オーディション

平田オリザさん率いる青年団の、大阪梅田の新しい劇場でのこけら落とし公演のオーディションです。女性のみの募集です。興味ある方、ぜひご応募下さい☆☆


青年団では、2013年春、梅田に新しくオープンする劇場のこけら落とし公演として、宮沢賢治原作、脚本・演出:平田オリザ ロボット版『銀河鉄道の夜』(協力・大阪大学)の上演を予定しています(実際の上演は、上演実行委員会形式で行われます)。つきましては、その出演者を広く公募いたします。ふるってご応募下さい。

* * * * *

【応募条件】

■35歳以下の女性。
現在、劇団、プロダクションなどに所属していても、了解を得ていればかまいません。

■以下の稽古と公演に参加できること(若干のスケジュール調整は相談に応じます)。
稽古、本番とも、基本的に終日拘束されます。
・2013年1月上旬の一週間のプレ稽古(大阪大学豊中キャンパス内)
・4月1日前後~5月中旬までの本稽古(大阪市内)
・5月中旬~下旬までの公演(大阪市内)

■キャストは全員で5名×2チームです。1チームのうちロボットが1体、既に決まっている俳優が若干名おりますので、未定の4名~6名を今回のオーディションで選抜します。

【作品内容】
宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』を、2011年に平田オリザがフランスの子ども向けに演劇化。
さらに日本語版にリメイクされた2013年上演予定の本作品では、登場人物のうち、カンパネルラ役としてロボットが出演します。
大阪大学の最先端技術とエンターテイメントの蓄積が融合した、画期的な舞台を目ざします。

* * * * *

他、オーディション内容や申し込み方法については、青年団のWebサイトをご覧ください。
多くのご応募、お待ちしております。

【オーディション詳細】11月13日(火)消印有効
http://www.seinendan.org/jpn/info/index.html

NODA・MAP第17回公演「エッグ」終了です。

NODA・MAP第17回公演「エッグ」全61ステージ、無事に終了いたしました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

審判長、エッガー(選手)、サッカー選手、兵士、満州の民と様々な役を演じながら、広大な舞台を走り続けました。伸びに伸びたヒゲとも、ついにお別れです。

12月の「片腕」の稽古が始まるまで、いくつかの映画の撮影に参加し、気になっていた映画を見たり本を読んだりしながら、充電です。

「片腕」も、素晴らしい舞台にします。最高の演劇体験を楽しみに来て下さい。


2012年10月26日金曜日

『片腕』台北の牯嶺街小劇場にて上演決定!

『片腕』台北公演の劇場が「牯嶺街小劇場」に決定しました。
台湾のみなさん、どうぞお待ちしております。


『片腕』台北公演 
原作:川端康成 脚色・演出:ノゾエ征爾
出演:菊沢将憲 カトウシンスケ 山縣美礼

日時:12月20-21日 19:30p.m.
会場:牯嶺街小劇場

NODA・MAP「エッグ」あと三日

さあ、NODA・MAP「エッグ」も残す所あと4回です。
当日券ですが、最終週ともなるとご入場できないお客様も続出している様子。
19時開演で、早いお客様では15時くらいに並び始めている方もいらっしゃるそうです。

絶対に観たいお客様は、なるべく早めにお並び下さい。
走って走って、でかい声出して、家帰って死んだように眠って、の日々もあと3日。
劇場にてお待ちしております。

2012年10月23日火曜日

「片腕」台北公演決定!



12月に出演する『片腕』の台北での上演が決定しました。
12月20〜21日に、台北の劇場にて上演されます。
詳細はまたお伝えします。台北のみなさん、どうぞ足をお運び下さい。

本チラシも間もなく完成予定です。
異国の風をいっぱい吸い込んできます。
ぜひ東京森下まで足をお運び下さい。



台湾・日本国際共同企画 川端康成三部作第二弾
ワーク・イン・プログレス ショーイング
『片腕』
原作:川端康成 脚色・演出:ノゾエ征爾
出演:菊沢将憲 カトウシンスケ 山縣美礼
 
日時:2012年12月26日(水)〜12月28日(金)
会場:森下スタジオ Bスタジオ
チケット発売日:11月17日(土)

http://kawabatatrilogy.com/
助成:公益財団法人セゾン文化財団
企画・制作:川端康成三部作企画
フライヤーデザイン:大野 舞
お問い合わせ:info@kawabatatrilogy.com



ミクニヤナイハラプロジェクトワークショップ

昨年の「this is weather news」でお世話になったニブロールの矢内原さん率いるミクニヤナイハラプロジェクトのワークショップです。美邦さんのことなので、決して楽なものではないと思いますが、その分、得るものは大きいはず。

興味がある方、ぜひ挑戦してみて下さい。


ミクニヤナイハラプロジェクト新作公演プレイベント
「シンデレラ!あの時の私に言ってあげたい」 
ワークショップ参加者募集!

12月4日(火) - 14日(金) 平日18:00-21:30/土日13:00-21:30
講師:矢内原美邦 場所:SPACE Be 
+map
来年2月の新作公演に先立ち、吉祥寺の街を舞台にしたプレイベントとして、
矢内原美邦がワークショップ及びワークショップ公演を行います。
劇場と街をゆるやかに繋ぐ新たな試みに、あなたも参加してみませんか? 
<ワークショップ公演>
12月14日(金) - 16日(日)@コピス吉祥寺ウッドデッキ*時間未定

2012年10月22日月曜日

あれから10年


「ソーシャル・ドキュメンタリー ──現代日本を記録する映像たち 」という本を読んでいたら、バンクーバー国際映画祭で出会った佐々木友輔君が紹介されていた。


彼は当時高校生だったのだが、あれから10年近くの歳月が過ぎ、現在も映像作家として活躍している様子。バンクーバーで上映されていた彼の「手紙」という映像についても詳しく語られていて、もう一度見直してみたいと思った。

想田和弘監督からの興味で読んでいた本だったので、佐々木君が出て来て本当にビックリした。活躍されているようで何より。

あの時出会った監督たち、今も元気に撮っているのかな。