千駄木にある行きつけの古本屋さんの店先にて気になる表紙のリーフレットを発見。
すごい絵だなとよく見ると「人人展」と書いてある。
なんと先日「ハムレット」のツアーで訪れた豊橋の美術館で出会ったばかりの人人会のみなさんの企画展のリーフレット。
しかも第38回のもので2014年2月23日〜28日にこれまた行きつけの東京都美術館にて開催されている。
1974年6月に中村正義・星野眞吾・山下菊二・斎藤真一・大島哲以・佐熊桂一郎・田島征三の7人で始めた人人展も今や38回、当時のメンバーはすでにいない様子ですが、参加者38人、リーフレットを見る限り、みなさんすごい個性を持った描き手ばかり。
創立メンバーの意思はしっかり受け継がれている様子。
斎藤真一さん、大島哲以さんの絵はもともと知っていて大好きだったので、豊橋で同じ会のメンバーだったと知って驚きました。
今、気になるのは人人会のリーダー的存在だった中村正義さん。
絵はもちろんよいですが、その思想にかなり興味があります。
人人展、きっと来年もやってくれるでしょう。
必ず見に行くぞ!
つくるものとそのつくり手の人間性とは深く深く結び付いていて切り離すことは決してできない。
どう生きるかと何をつくるかとは同じ意味。
そのことを実践している画家たちのグループがまだ息づいていること、40年近くの時を越え、その意志が持続し続けていること、うれしく思います。
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