今日は京都の最終日。
新幹線の時間までの最後の観光。
ホテルから歩いて鴨川を渡り、京大の辺りをうろうろしながら、いろんな人からおすすめしてもらっていた下鴨神社へ行きました。
糺の森、よかったです。
巨木がたくさんあって、小川が流れていて、歩くだけで芝居のつかれが流れていくようです。
重要文化財の「大炊殿」特別公開。
発掘の仕事をしていた時から興味があった「かまど」の文化財ですから、これは見なくてはなりません。
写真はその大炊殿の奥の間ですが、そこから見える葵の庭が最高で「ここで暮らしたいなあ」と思いながら、ぼおっと外を眺めてました。
またすぐ近くにある河合神社は鴨長明の縁の神社です。
こちらでも鴨長明資料展をやっていました。
方丈記の原本がカタカナで書かれていたのが印象的で、普通に読めるのが面白かったです。
方丈記の「ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず」の流れとはここに流れている河の流れのことなのかなあ、と感慨深かったです。
同じ物語を追っているようで、その中に流れているものは毎回違う、芝居もゆく河の流れのようなものだなあとしみじみ感じます。
さよなら、京都。
短い滞在でしたが、大好きになりました。
ありがとうございました。
ゆく河の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず
淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて
久しくとどまりたる例なし
方丈記
2014年7月8日火曜日
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