金沢城のお堀を通りながら金沢21世紀美術館の方へ。
途中の尾山神社には五彩のギヤマンがシンボルの美しい神門が。
特にそのアーチの石組みの色彩と手触りが絶妙で、昨日の柳宗理さんの食器や家具で感じた触感のよさに共通するものを感じました。
しいのき迎賓館のギャラリーで見た写真グループの展示に刺激をもらいながら、21世紀美術館へ。
「タレルの部屋」をはじめとする無料の交流ゾーンだけで充分に楽しめました。
それからお目当ての石川県立美術館へ足を運び、国宝の「色絵雉香炉」や古九谷をはじめとする古美術を堪能、「加賀前田家 百万石の名宝」展では前田家所有の日本文化の名品をたっぷりと眼に焼き付けてきました。
大好きな宮本三郎さんの大作も二枚見ることができたし、本当に大満足です。
しかしまだまだ行きたい美術館や記念館は目白押し、金沢はパリに匹敵する芸術の街です。
江戸の世に文化政策に活路を見いだした前田家の先見の明が、今の金沢を作り上げています。
文化こそ、財産。
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