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2015年5月29日金曜日

南蛮文化をひとりじめ

北梅田から歩いてすぐ、阪急中津駅近くにある南蛮文化館へ。
1543年、ポルトガル人が種子島に漂着したときから伝わった南蛮文化の優れものが目白押しでした。

特に何の説明もなく無造作にいろんなものが展示されているため、詳しい年代は分かりませんが、1500〜1700年辺りの絵画、漆芸、金工、陶磁、その他、様々なお宝に触れることが出来ました。

ルーブル美術館で見たような木製の聖母子像やザビエル像をはじめ、七宝製の十字架や、日本での南蛮人の生活を描いた南蛮屏風など見るべきものは多かったです。

野田版「フィガロの結婚」は黒船に乗って南蛮人が日本にやってくるところから物語がはじまるので、その時代の日本の工芸品を通じてその当時の人々の生活や気分に触れることができたのは大きな収穫でした。

お客さんはほぼ自分だけ、南蛮文化をひとりじめです。

しかし当時の日本人の職人のもの作りの技術は素晴らしいです。
美意識と遊び心、昔の日本の人々はとても高く、豊かな文化を持っていたのですね。

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