グザヴィエ・ドラン演じる男がゲイであることを忘れて感情移入して見ていたので、ラスト「あなたたちそれでいいの?」って気持ちになったのですが、そうかこれは女同士の感覚なんだってあとで納得。
グザヴィエ・ドランの映画はいつも映画の面白さ、楽しさを思いっきり感じさせてくれる。
ドラマを、人をしっかり撮って、美しい映像と音楽でドキドキとロマンチックな気分にさせる。
渋さと甘さが混然一体となって人を陶酔させる上等なワインのような映画。
ゴダールやヴィスコンティやフェリーニのようなヨーロッパ映画の名作をさらに一歩前におし進めたような味わい。
次の映画に、きちんと込めていきたい感覚。
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