Persona1965展
@ギンザ・グラフィック・ギャラリー
1965年、銀座松屋で6日間だけ開催された伝説の「ペルソナ」展を現代に再構成。
粟津潔、福田繁雄、細谷巖、片山利弘、勝井三雄、木村恒久、永井一正、田中一光、宇野亜喜良、和田誠、横尾忠則の11人によるこの展覧会が、その後の「デザインの時代」を牽引することになりました。
名前も作品も知っている人、名前しか知らなかった人、作品だけ知っていた人、名前も作品も知らなかった人といろいろですが、みんなデザインに「顔」があります。
誰がつくったのか、見れば分かります。
美学、哲学、思想、遊び心…。
もう今のデザインはそういう時代ではないのかも知れないけれど、彼らのデザインが街に溢れていたその時代は本当に楽しかったはずです。
今はデザインの時代というより情報の時代。
情報さえ伝わればそれでいいのかも知れませんが、あまりにむき出しの情報ばかりがゴロゴロ転がっている現代、少しさびしくも思います。
デザインとは情報を編集する力。巷に情報だけがどんどん溢れてしまっている現代、その情報を編集し整理し方向づける能力を持った人がどのジャンルにおいても必要になってくるはずです。
しっかりした美学、哲学、思想、遊び心を持って。
個人的には横尾忠則さんや和田誠さんのこれまであまり見たことのなかったポスターなどのデザインが見れたことが収穫でした。
11月27日まで。
2014年11月25日火曜日
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