「承徳の民藝品」@武蔵野美術大学 民俗資料室
1935年から43年にかけて満州国熱河省承徳市で清朝の遺蹟修復に尽力した伊東祐信氏とその妻知恵子氏によって収集された生活用具のコレクション。
衣類や食器、カゴなどの日常雑器から、土や紙で作られた玩具、剪紙や民間版画などの生活用具たちが小さなギャラリーにぎっしり。
布老虎(プーラオフー)という魔除けの意味を持つ虎のぬいぐるみ(写真)が何種類かありましたが、どれも個性的な顔をして生きています。
虎の顔をした子供用の帽子や豚や猫の顔をした靴など、どれもこれも手作りの一点モノで深い深い味わい。
「芸術」という意識のない素朴さがあまりにも清々しく、今にも踊りだしそうです。
2014年11月30日日曜日
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