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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2015年6月30日火曜日

黒船がやって来た! 野田秀樹 meets 井上道義 =《フィガロの結婚》!!!

オペラ「フィガロの結婚」後期は10月、東京からスタートです!
ミューザ川崎で野田秀樹演出、井上道義指揮の《フィガロの結婚 〜庭師は見た!〜》を観ました。

2015年6月29日月曜日

懐かしい場所。

東京芸術大学上野キャンパスにて7月9日の朗読パフォーマンス「Be Somebody」の初稽古。
何のへんてつもないストーリーなのですが、心をこめてきちんと書かれているため、読めば読むほど味が出てきます。
今日は戯曲を読みながら、みんなでこの先をどうふくらませたら面白くなるか意見を出し合いました。

みくにさんの「東京ノート」とはまた全然テイストが違いますが、どうなっていくのか、こちらもとても楽しみです。

しかし東京芸術大学の上野キャンパスはとてもいいところでした。
古くて味のある校舎が上野の森と一体化していて、心地よい雰囲気。
食堂も昔ながらの大衆食堂のようでよかったです。
稽古は関係なく上野に来たら何となく寄りたくなるような、とても懐かしい場所でした。

2015年6月28日日曜日

全部たいらげる

「東京ノート」リーディングのための三日間の稽古が終了。
あとはリハと本番に向けての日々。
舞台の板一枚下は地獄。
だけどその上は天国…ではないにしても自分にとってはかけがえのない場所。
うまくいかないときも、いい感じのときも思いっきり全部たいらげる。
この三日間必死にやってきたものをこれから豊かにしていくこと。
みくにさんの書いた言葉、つけた動き。
たくさんの手掛かりをこの時間に見つめ直して。

吉祥寺シアター10周年記念企画
ミクニヤナイハラプロジェクト「東京ノート」リーディング公演 
2015年7月5日(日)15:00/17:00
@吉祥寺シアター3F稽古場
クニヤナイハラプロジェクト『東京ノート』リーディング公演 吉祥寺シアター
※チケットは完売しました。

2015年6月27日土曜日

東京の音。

「東京ノート」稽古二日目。
ぐっと深みを増していく。
東京の音が聴こえるように。
もっともっと。

2015年6月26日金曜日

「東京ノート」稽古開始!

吉祥寺シアターにて「東京ノート」稽古開始。
3日間の練習で仕上げるには高過ぎる課題をミクニさんが用意してくれていた。

ありがたし。

いつでも限界のその先を求めていくこと。
出来ないことをやるのだ。
その方が人生面白い。
長いフィガロの旅で考えたことをどかんとぶつけていく。

体調がよかろうと悪かろうとギャラが高かろうと低かろうとどんだけ煮詰まって追い詰められてようともたとえどんな状況だとしてもやるべき芝居があってその稽古場に向かうために玄関をくぐれることは最高の喜び。

雨が降っても、快晴なのだ。
明日からもヒートアップ!

東京ノート

昨夜は野田組にて集合。
フィガロのおつかれさまといろいろ。
フィガロは本当に少人数での参加だったため、それぞれの個性をよく分かりあうことができ、みんなで集まったときにもそれぞれの在り方が出来ている気がして、まるで劇団のようだなと感じる。
でも劇団じゃない。
足かけ6年、去る人、居る人、来る人、戻る人、それぞれのドラマがある。

今日からミクニさんと「東京ノート」。
とにかく走ることになるだろう。
オリザさんの「東京ノート」はミクニさんの作品とテイストが似ている。
昨年のミクニさんの「桜の園」も青年団がやったら面白いだろうなと感じていた。

繊細な心の機微と、その重なり合い。
ただ、舞台上での表現の仕方が真逆なだけ。

さあ、走ろう!

2015年6月24日水曜日

「ATLAS 展」朗読パフォーマンスに出演します。

7月8・9日、宮嶋歩さんの朗読パフォーマンス作品に参加します。
東京藝術大学取手校地(茨城県)にて。
現代美術に囲まれながらのパフォーマンスです。
東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 修士課程1 年・博士課程2 年による制作発表展「ATLAS 展」を開催いたします。 それぞれの作家が独自に追求してきたテーマや思想を反映させ、自らの立ち位置を明確にした座標となる作品は、まさに一つの地図であると言えます。 そうした地図の集合体、すなわち「地図帳」であるこの展覧会を「ATLAS」(アトラス) と名付けました。 是非この機会にご覧頂けると幸いです。
東京藝術大学大学院美術研究科 先端芸術表現専攻 修士課程1年・博士課程2年 ATLAS展
ima.fa.geidai.ac.jp
 
 
 

2015年6月23日火曜日

初台、初台。

昨夜は初台にて「フィガロの結婚」アンサンブル打ち上げ。
すさまじい量の美味しいご飯が素晴らしいお店でした。

そしてまた今日も初台、新国立劇場での「東海道四谷怪談」へ。
8月に出演する「人民の敵」の演出家である森新太郎さん演出の舞台。

「エッグ」で一緒だった秋山菜津子さんがお岩さん。
楽しみです。

2015年6月21日日曜日

木原千春個展「VitalismⅢ」

CM撮影の前に時間があったので、上野のロイドワークスギャラリーにて木原千春さんの個展「VitalismⅢ」に足を運びました。
画家の方が会場にいらしたので、いろんな話を聞かせてもらいながら絵を楽しみました。
ラス板を一枚一枚重ねながら色をのせていくガラス絵が面白かったです。
この手法自体は江戸時代からあるものだそうですが、奥行きが出ていて版画のような味わいもあり、生き物のエネルギーに迫る色彩豊かな作品が印象的でした。VitalismⅢ 詳細
CMの現場ではたくさんの知り合いのダンサーさん俳優さんと再会、雰囲気もよく楽しい撮影でした。

2015年6月18日木曜日

柳宗悦さん 民藝の手仕事と芝居の手触り。

金沢・大阪・兵庫・高松を旅する間、各地で見た伝統工芸品にとても興味をひかれて、自然に興味が出てきたのが民藝運動の柳宗悦さん。 高松の古本屋さんで柳宗悦さんの本を見つけて気になっていながらも手に入れられず、悔やんでいたところ、近所の古本屋さんに3冊ありました。

「民藝四十年」「柳宗悦 民藝紀行」「柳宗悦随筆集」。
ずいぶんたくさんの文章を書かれた方なのですね。

しっかり読んで、また次の芝居に旅に活かそうと思います。 民藝品を生みだす名もない職人の「手仕事」の感覚と芝居の感覚、そのふたつはとても近いような気がしています。

「フィガロの結婚」川崎公演終了!

出演中のオペラ「フィガロの結婚」前期最後の地、川崎での公演を終えました。
前期のしめくくりに相応しい力のこもったいい舞台になりました。
カーテンコールのあたたかい拍手を受けながら金沢、大阪、兵庫、高松と続いたツアーと各地のお客さんのあたたかい眼と厳しい眼の両方に本当に鍛えられてきたんだなあと実感しました。
そしてそれぞれの個性を持った仲間たちのいろんな場面での支えに感謝です!

次の舞台は7月5日、平田オリザさん作・矢内原美邦さん演出のリーディング公演「東京ノート」、8月21日から9月2日にかけてのイプセン作・森新太郎さん演出の「人民の敵」となります。
どちらも力のある演出家さんのもと、破壊力のある舞台になります。
劇場はどちらも吉祥寺シアター、吉祥寺に縁のある暑い夏になりそうです。
この後もどうぞ舞台を楽しみに来て下さい。劇場にてお待ちしております!

演劇とオペラのいいとこどり!世界初演オペラ『フィガロの結婚~庭師は見た!~』
観劇レポート | エンタステージhttp://t.co/HbrcmyXRUD
野田秀樹が、世界的な指揮者の井上道義と組んで、モーツァルト作曲の傑作オペラ『フィガロの結婚~庭師は見た!~』を演出! 演劇好きにもオペラ愛好家にも見逃せない、超話題作の世界初演を金沢で観賞した。オペラというと美術や衣裳が豪華というイメージがあるが、野田版フィガロは傾斜状の素舞台の上に、豪華...
enterstage.jp

2015年6月16日火曜日

ミクニヤナイハラプロジェクト『東京ノート』リーディング公演 に出演します。

2015年7月5日、出演決まりました。
どんなことになるかはまったく分かりませんがすごいことになるはずです。
会場は吉祥寺シアター3階稽古場、 定員各回20名ですでに15時の回が埋まっていて17時の回しかありません。入場料は無料(要予約)です。
美邦さんとは昨年の「桜の園」以来。とにかく急いでお申し込み下さい。
どうぞお見逃しなく!

吉祥寺シアター10周年記念企画ミクニヤナイハラプロジェクト「東京ノート」リーディング公演 
2015年7月5日(日)15:00/17:00 @吉祥寺シアター3F稽古場
▶map

今年開館10周年を迎える吉祥寺シアターの記念公演として
2016年3月に公演を予定しているミクニヤナイハラプロジェクト
『東京ノート』のプレイベントを開催します。
青年団の代表作『東京ノート』の脚本を用いたリーディング公演です。
来年3月の公演に向けて作品制作の第一歩に立ち会える貴重な人数限定のイベントです。

作:平田オリザ 演出:矢内原美邦

入場料無料
定 員各回20名(先着順)

【予約方法】

件名を「東京ノートリーディング公演予約」とし、
①名前(ふりがな)②希望日時 ③希望人数 ④電話番号 ⑤何を見てこのイベントを知ったか
を記入のうえtheatre@musashino-culture.or.jp
まで、
FAXの場合は0422-22-0977(吉祥寺シアター)までお送りください。


【お問合せ】
吉祥寺シアター 0422-22-0911
吉祥寺シアター10周年記念公演ついに始動!!
 
 
 

「フィガロの結婚」川崎公演です!

明日は「フィガロの結婚」前期最後の地、ミューザ川崎シンフォニーホールでの本番となります。
二階ロビーには岡本太郎さんのモニュメント「空の散歩」が。
劇場にてお待ちしております!

2015年6月15日月曜日

堀切菖蒲園

葛飾の地元民なら外せない菖蒲の名所、堀切菖蒲園。
今が一番いい時期です。
駅からの道筋、紫陽花もきれいに咲いています。

一年のうちでもほんの限られた数週間の見頃、しかもいつでも入場無料、さすが葛飾区は太っ腹です。

堀切菖蒲園駅そばにあるクラシックがどんどんかかるいい感じの古本屋さんへ。
青山二郎さんの「眼の引越」を手に入れました。
ものすごい振り幅でテーマを進めていく癖のある文体ですが、慣れるとはまって癖になります。

2015年6月14日日曜日

赤鹿麻耶写真展

江戸川橋の銭湯「松の湯」にて今日まで開催の赤鹿麻耶さんの写真展に足を運びました。

ちょっと前に大阪でフライヤーを見つけていたのですが、大阪「桃谷の空き地」での展示は残念ながらすでに終わっていました。

空き地」での展示もぜひ見てみたかったのですが、この「松の湯」も味があってよかったです。
昔、福岡の銭湯「都湯」でサロメを上演したときのことを思い出します。

おそらく今はもう使われてない銭湯の色んなスペースにところせましとキンキラキンの変な写真がぎっしり、銭湯の不思議な空間とも溶け合ってすごい迫力で迫ってきます。

「写真が心地良く眠れそうな寝室をゼロからさがす、という試み」
Did you sleep well?

写真は人の記憶にガンとぶつかっていくメディアなので、それをどこで見せるか、ということはおそろしく重要なこと。
でもそれは、絵でも芝居でも何でもそうですね。
人に何かを見せるということは。
場所に対する感覚とその姿勢が、しっかり写真に出ていると思います。

モデルのみなさんがみんな「イイ顔」、長旅から帰ったばかりの自分にぴったりの写真展でした。

2015年6月12日金曜日

「フィガロの結婚」舞台写真です。

出演中のオペラ「フィガロの結婚」の記事がぶらあぼに掲載されました。
舞台写真もたくさん載っていますので、どうぞご覧下さい。

来週は前期の最後を飾る川崎公演です。どうぞお楽しみに!

森 新太郎演出「人民の敵」に出演します。


8月に森新太郎さんの舞台に出演します。
森さんは橋爪功さんの演劇集団円の演出部の方で、注目を集めている演出家さんです。
オーディションの機会を何度か逃してきましたが、今回やっと機会を得ることができ、出演が決まりました。役自体は大きなものではありませんが、「オーディションで選びたい」という森さんの意志と、オーディションでの熱量に強い信頼を持ちました。

イプセンの戯曲の中でも読んだことのなかった「人民の敵」。
前作である「幽霊」という作品への非難攻撃に対する憤怒から、異例の速さを持って書き上げられたそうです。


真理は少数のみの所有するところのものである。
多数はつねに愚衆である。


今の日本に生きる人には、いろんな方向から考えさせられる舞台になるはずです。
チケットもご用意できますので、どうぞご連絡下さい。


オフィスコットーネプロデュース「人民の敵」
作:ヘンリック・イプセン 演出:森 新太郎
2015年8月21日(金) ~ 9月2日(水)
吉祥寺シアター
 
オフィスコットーネプロデュース「人民の敵 」2015年8月21日(金)~9月2日(水)吉祥寺シアター
オフィスコットーネプロデュース「人民の敵 」2015年8月21日(金)~9月2日(水)吉祥寺シアター 『人民の敵』は、ヘンリック・イプセンによって1882年に書かれた戯曲です。日本でほとんど上演されていないこの作品を読売演劇大賞受賞や芸術選奨新人賞受賞など、いま演劇界で最も実力がある演出家・森 新太郎が挑みます!
www5d.biglobe.ne.jp


 

月刊「新潮」 野田秀樹 ”パリ公演日誌”

発売中の「新潮」7月号に、野田さんの「パリ公演日誌」が掲載されています。
自分にとってもパリは大きかったですし、一人一人にとっての「パリ」があったはずです。
野田さんの「パリ」はどうだったのか、読むのが楽しみです。

新潮社 月刊「新潮」2015年7月号 野田秀樹 ”パリ公演日誌”
“【NEWS】発売開始の「新潮」7月号に、野田秀樹「パリ公演日誌」を掲載しました。
今年3月の『エッグ』パリ舞台期間中に著者が書き続けた日記には、海外公演の不安・苦悩、そして喜びが生々しく綴られています。

2015年6月10日水曜日

「フィガロの結婚」高松公演!

フィガロの結婚、高松公演もいよいよ本日となりました。
ロビーから海が一望、いい眺めです。

お待ちしております!
どうぞお楽しみに!

2015年6月7日日曜日

祭りは続く。

「フィガロの結婚」兵庫公演を終え、バスにて一路、高松へ。
途中の淡路パーキングエリアに巨大な観覧車が。

声楽のみなさんと乗り込んで夜景を一望です。
旅のつかれはありますが、祭りはまだまだ続きます!

いざ、西へ!
高松のみなさん、どうぞお楽しみに。

2015年6月6日土曜日

ヤー・ブルース

神戸へ。

古本屋さんや中古レコード、古着のお店が多くて最高です。

たまたま入った古本屋さん、静かな店内に突然ビートルズの「ホワイトアルバム」がかかり、ヤー・ブルースが響きます。

数はそんなに多くないですが、よさそうな本が並んでいます。

ありました。

「ヴィスコンティ フィルムアルバム」
「紅疾風」唐十郎
「海星・河童」唐十郎
「与謝野晶子歌集」

この4冊で1200円は安いです。

その値段でその本をそこに置き去りにするワケにはいきません。
帰りの荷物もかえりみず。

港町、神戸。
故郷の北九州、門司港を思い出します。


初めより目に見えぬもの消え去りしこの驚きに勝るものなし
与謝野晶子

2015年6月4日木曜日

いよいよ兵庫!

「フィガロの結婚」兵庫公演、兵庫県立芸術文化センターに入りました。

落ち着いた雰囲気のいい劇場です。
あさって初日、どうぞお待ちしております!

2015年6月2日火曜日

重森三玲の庭

京都へ。
昭和を代表する庭園家、重森三玲さんの手掛けた庭園に足を運びました。

本日は東福寺の霊雲院、光明院の波心庭、重森三玲邸庭園の三庭。

特に霊雲院とは波長が合ったようで、入った瞬間、その開放的な空気にすっとはまりました。
リュックをおろして時計も外して、足を投げ出して、座って、寝転んで、ただそこにいるだけで、心がすうっと楽になっていきます。

福岡にも光明禅寺庭園という大好きな庭園があったのですが、そこを手掛けたのも重森三玲さんだと知って、なるほどなと思いました。
そこでもよく寝転んでいたのを思い出します。

重森さんの庭には「とにかくゆっくりしていけ」という男気溢れる精神がみなぎっています。
石や樹の配置、砂の流れなど、技術的に計算されたものはもちろんあるのでしょうが、そういったものをこえて迫ってくるものがあります。

もちろんその庭ごとに雰囲気や語りかけてくるものは違いますが、底に流れているものは同じです。

たしかに庭は人の心に大きな影響を与えてきます。
石の持っている力も大きいと思いますが、何がこんなに影響を与えてくるのでしょうか。

不思議です。

グザヴィエ・ドラン「Mommy」

映画の日。

シネ・リーブル梅田で上映中のグザヴィエ・ドラン最新作「Mommy」を見てきました。
激しい感情と強めの音、ロマンティックな映像でふらふらです。
強い感情をぶちまけながらも、がまんしてがまんしてがまんして最後まで吐き出さない。
どこかへ行ったのか、それともどこにも行けなかったのか。

もがく。
それぞれの選択。

音と映像だけで登場人物の気分がヒリヒリと伝わってくるのが、グザヴィエ・ドランの映画。
感性だけでなく、人間をしっかりカメラに捉えることができる力量を持った監督だからこそ。
人間を本当によく撮っています。

成熟した大人の俳優が安心してしっかり演じることのできる映画。
当たり前だけれど、日本にもこんな映画がどんどん増えるといいな。
安い玩具みたいのじゃなくて。

精進精進。
空に満月。

この世界に残された希望はほんのわずかよ。
でもあきらめない人はたくさんいる。
ダイアンの台詞