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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2015年9月24日木曜日

ひとつのバガテル

今日はぴあフィルムフェスティバルの授賞式。
出演した映画「ひとつのバガテル」は惜しくも賞を逃しました。
見事グランプリに輝いた杉本大地監督の「あるみち」も見ていましたが確かに面白かったです。今回は審査員が「男!」って感じの組み合わせだったから、女性的な感覚の映画は難しいかも知れないねと監督とも話していたのですがやっぱりそうでした。巡り合わせの妙を感じます。「ひとつのバガテル」とてもいい映画です。
これからいろんな街を巡りますので、ぜひご覧になって下さい。

こんなのあるみたいですよ⇩
NODA・MAPのHPより
東京キャラバン公開ワークショップ 10月8日~10日駒沢オリンピック公園

PFFアワード表彰式+グランプリ上映

映画の撮影も終わり、黙々と編集作業に向かいつつ、別の舞台に向けての稽古中。
そして今日はぴあフィルムフェスティバルの表彰式とグランプリ上映。
出演作の「ひとつのバガテル」賞獲りますように!

「PFFアワード表彰式+グランプリ上映」の当日券を販売します。
Twitterでも表彰式レポートします!

2015年9月17日木曜日

自主映画万歳!

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中のPFF、ぴあフィルムフェスティバルへ。
出演していた「ひとつのバガテル」のHプログラムを見るついでに11:30からのGプログラムも見たのですが、杉本大地監督の「あるみち」面白かったです。
自分の人生をドラマにして自分が主役を演じ、家族や友人もその本人に出演してもらいながら自分の人生をもう一回再体験していくという映画なのだけれども、どういう風にして撮ったのだろうというシーンが多くてとても興味深かったです。特に音は監督自身は失敗したと言っていたけれど独特の甲高いエコーの反響が映画の雰囲気にとてもよく合っていて好きでした。

そして清原惟監督の「ひとつのバガテル」はとても完成度が高く自主映画なのに自主映画の域を超えていました。音が素晴らしく良くて「聴ける」映画でした。もちろん画も美しくて格調高く、登場人物たちの不安定にゆれてる感じも健在で面白かったです。
監督の映画には共同監督時代も含め三本出演しているけれど、一本目と二本目のテイストが混じり合っていい形でこの三本目に出ている気がしました。破天荒で奇妙でかつポップで混沌としたアンダーグラウンドな世界と抑えに抑えた家庭劇の中にある狂気の世界がうまく結合した監督のひとつの世界観がスクリーンの中にしっかりとあり、映画好きも唸らせる強い底辺のある映画になっています。

次の上映は9月20日の11時から。
ちょっと早いですが日曜の朝は早起きしてぜひこの映画を楽しんで下さい。
同時上映の大河原恵監督の「みんな蒸してやる」も面白いです。
大河原監督は多摩美の企画で上演された舞台「半神」からのお付き合いで、彼女の独特の存在感が好きでよく多摩美で発表される芝居を観に行ってました。
だから今回の映画は彼女が自分で主演したのが大成功だったと思います。

清原監督と大河原監督が終映後のサイン会で並んでるのを見て感慨深かった。
「愛のはずみ」の佐藤悠玄監督と並んで映画監督として自分が追っかけさせてもらう存在。
いつもは本当にただただキュートな女の子なんだけれども。
ぜひパンフ買ってサインをもらって帰って下さいませ!

2015年9月16日水曜日

「ひとつのバガテル」上映!

本日はぴあフィルムフェスティバル!
出演した「ひとつのバガテル」の上映です。
15時から東京国立近代美術館フィルムセンターにて。
お待ちしております!

2015年9月15日火曜日

2015年9月14日月曜日

出演映画「ひとつのバガテル」あさって上映!

出演している映画「ひとつのバガテル」がいよいよあさって9月16日(水)15:00〜、東京国立近代美術館フィルムセンター大ホール(東京都中央区京橋3-7-6)にて上映されます。
まだ完成品を見ていなかったので、まずは純粋にお客さんとして楽しもうと思います。
舞台挨拶もありますので、お時間ありましたらぜひ足をお運び下さい!
↓クリック!
第37回PFF コンペティション部門【PFFアワード2015】上映作品『ひとつのバガテル』
PFF.JP

2015年9月10日木曜日

オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史

 オリバー・ストーンとピーター・カズニックの共著。
第二次世界大戦後、歴代の大統領と共にアメリカがどのように変わっていき、かつ世界を巻き込む混乱を引き起こしていったかを克明に描いた大作で読み応えあり。
第二次世界大戦の脅威を乗り切り、これからはこのような悲劇を繰り返すまいと大国同士が笑顔で手を握り合おうとした矢先にその手の平を返して協力ではなく裏切りを、信頼ではなく疑いを持ってただ自国の利益の追求のためだけに走り出してしまったアメリカ。
国民のために立ち上がりなおかつ国民に支持されて指導者となった人たちをアメリカの利益に反するという理由で数々の謀略を仕掛け、最終手段としてその国の軍部をそそのかし武器を提供しクーデターを起こさせ、その後の国民への圧政や虐殺にも目をつぶり操り人形のように動く親米政府をあちこちに建設させ続けたアメリカ。ユダヤ人の虐殺や原爆による一般市民の虐殺など数多くの悲惨な出来事が第二次世界大戦時の大きな不幸として過去のことになっているけれど同じようなことは今現在も世界各国で起きている。

何がそのような政治体制を生み出す元凶となっているのか。
富や利益のために何百万人を犠牲にしても厭わないその感覚はどこから生まれてくるのか。
政治や経済というシステムが増幅させたのだとしても、人間が誰しも心の中に持っている何かが結果としてその何百万人を踏みにじる原因をつくり出している。
その何かを突きとめていきたい。
その何かを描いていくことで自分の中にあるその何かを日の光の中に照らし出していくことができる。聖人君子になるというのではない。その何かに真摯に向き合ったとき本当に何かが変わるはず。アメリカという大国にしたって、大統領の覚悟ひとつで大きく進路を変えていくことも出来たのだ。残念ながらケネディはその道半ばで暗殺されてしまったけれども。

すべてが絶望というわけではなく、歴史の端々にきらめくような指導者たちも現れてくる。
死をも恐れないその魂の中に人間が持っている輝かしい一面を見出すことだって出来る。
何百万人を虐殺した悪魔のような指導者だって、きっと始めはその輝きを実現したいと考えていたはずなんだ。生まれてきたときにはきっと。そこだけは、いつも信じていたいと思う。

日本の歴史や政治はアメリカ抜きには語れない。デモに行ってる人にも行かない人にも、安保法案に賛成の人にも反対の人にもぜひ読んでもらいたい骨太の全3冊。

2015年9月6日日曜日

もっと踊っていたかった

昨日から参加させてもらっていたダンスのワークショップが終了。
もっと踊っていたかった。
やっぱダンスはいいなあ。
ずっと気になっていた振付家さんやっぱりかっこよかった。

とんがってるけれどキュートなもの。
激しいけれど優しいもの。
そういうのが好き。

オーディションも兼ねていたのだけれど、ノダマップとかぶっているのでどうしても本番には出られず…うー。舞台芸術は自分の身体を現場に持ち込まないと仕事が出来ないのでやれる仕事量に限界があるのが残念なところ。

面白い人、すごい人は世界には数えきれないほどたくさんいる。
もっともっと、もっともっとたくさんの仕事をスケジュールを気にせずどんどんやりたい。
今のところあと5人、自分がいたらすべてやりきれるのに。

明日からは映画だ。
小説も書く。
絵も描く。
仕事がかぶってもどんどんやれるシリーズに磨きをかける。

頭と身体が耐えうる限り、やれることは全てやる。
自分自身を完全に使いきってから死ぬのだ。

2015年9月5日土曜日

ダンスしてコタケマン

高円寺にてずっと気になっていたダンスカンパニーのワークショップに参加させてもらう。
「人民の敵」の疲れが抜けてない気もしてたけれど、汗だくになって身体動かして無になってとても面白いワークショップだった。

踊るのは楽しい。理屈ぬき。
芝居でついた垢をダンスでこすり落とす。
明日も踊れる。うれしいな。

ワークショップ終了後、御徒町のギャラリーにて今日から開催のコタケマン絵画展「ぬし」に足を運ぶ。
ちょうどオープニングパーティーの真っ最中だったので缶ビールをもらってのんびり観賞。
奉納されていた「インドに『間違った相撲』を教えに行く」の映像が可笑しくて笑う。

そこにいたコタケマンさんに「どこかで会いましたよね」と聞かれ、確かにどこかで会った気はするのだけどまったく思い出せなかった。
うん、確かにどこかで会った気がする。

関西のアーティストはとりあえずパワーがあってよい。
絵を描かなければ、と強烈に思う。
とりあえず紙と絵具だ。

2015年9月3日木曜日

NODA・MAP第20回公演「逆鱗」に出演します。

出演させていただきます。
阿部さん松さんは方言指導で入った西川美和監督の「夢売るふたり」でご一緒させていただきました。
アンサンブルキャストもほぼ3分の2が初めての方々。
そしてタイトル「逆鱗」。何かに触れそうな予感。

「人民の敵」ご来場ありがとうございました!

オフィスコットーネ「人民の敵」終了いたしました。
ご来場のお客様、どうもありがとうございました!
吉祥寺シアターの人民楽屋で男9人が一列に並んで待つ人民登場の4幕までの時間は、今後もう経験することはないであろう貴重な時間でした。
強烈な一撃を打ち込むためだけにモチベーションを保ち続ける修行のような日々。
毎日の本番前の稽古でどんどん上がっていく演技のテンションに、体もぎりぎり、よくついてきてくれました。
けれど昨夜の打ち上げで先輩俳優と話しながら、たくさんいい話やうれしい言葉をかけていただき、見てる人はいつでもどこからでもどんな役でも見ている、といううれしくも恐ろしい事実を改めて感じました。
この世界で食って生き残ってきた人たちの迫力や信念も。
稽古中、もっとお話しさせていただいておけばよかった。
そんな状況ではまったくなかったですが・・・。
森さんの稽古は本当に凄まじいの一言。
ものを創ることへの執着と執念は役者としてよりも創り手として強く影響を受けました。
自分のやりかたをいろんな方法で突き通すことを。

人民の敵 感想まとめ 

さて次回の出演作は映画、清原惟監督の最新作「ひとつのバガテル」です。
ぴあフィルムフェスティバルのPFFアワード2015入選作品で、清原監督は昨年に引き続き二度目の入選。
これはかなりの快挙ではないでしょうか。監督のオリジナリティを存分に感じて下さい。
9月16日(水)15:00〜と20日(日)11:00〜の2回、東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールにて上映となります。どうぞご来場下さい。
『ひとつのバガテル』 監督:清原 惟

舞台の方は野田さん演出のオペラ「フィガロの結婚」が10月22日の東京公演を皮切りに山形・名取・宮崎・熊本のツアーをスタートさせます。こちらもどうぞご期待下さい!
「フィガロの結婚」https://www.geigeki.jp/performance/concert054/

9月はいよいよ映画の撮影。
脚本を書き上げてからいい時間を過ごしてこれたので脚本も膨らみいいカタチで撮影に入れそうです。
夏は少し忙しくバタバタ過ごしてしまったので少しの間、落ち着いて書きものなどをいろいろやりながら次に向けてスタンバイ。
この夏に心底考え感じたことを後半戦でしっかりカタチにしていきます。