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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2009年11月9日月曜日

踊る美術展、初稽古。

音楽の吉川さんも入り、生演奏で豪華な稽古。
稽古後は全員で大橋のスパゲティ屋さんでダンスの話をしながら遅めの昼食。
それから大野城まどかぴあへ下見に行き、各自がどこで踊るかがだいたい確定。

オープニングアクトもいろんなアイデアで徐々にふくらんできています。
イメージがどんどん現実になっていく演出という作業は、俳優とはまた違う楽しみがあります。 残りの稽古でどんなものが生まれるのか。

ダンサーは本当にキュートで魅力的なのです。
ガチガチにならず、ダラダラ流されず、胸が躍るオープニングにしよう。

2009年11月6日金曜日

ダンスイベントのオープニングアクト構成&演出!


第2回 大野城まどかぴあ市民企画事業
 「踊る美術展 ~コンテンポラリーダンス↑福岡↑~」 
◆日時 11月23日(月・祝) お昼12時から約2時間を予定 ※ 鑑賞無料
オープニングアクト 12:10~12:40 / ムーヴィング・スカルプチャー 12:45~13:45

オープニングアクトの構成・演出として入ります。
入場は無料なので、お近くの方、お時間ある方、ぜひご来場下さい。
12組のダンサーが参加、GIGAの五味伸之も出演しています。
オープニングアクトにはGIGAの音楽を毎回担当してくれている吉川達也氏も出演!

どうぞお楽しみに!
詳しい情報はこちら⇒http://blog.goo.ne.jp/odoru-bijututen/

2009年11月5日木曜日

矢印と鎖 映像 

出演した舞台「矢印と鎖」が映像になっています。

http://www.youtube.com/watch?v=RNSJZn1DafU

2009年10月23日金曜日

東光小学校にて。

遊び場事業・演劇ワークショップ。
最近は連日続くワークショップデイズ。
今日は、チームに分かれて造型をする。

最後は岡本太郎さんの『あいしてる』という絵本を舞台にする。
みんなの作る形は本当に面白かった。
授業でやる時より少人数なので、目が届くし評価もしやすい。

「勝ちたい」「一番になりたい」「認められたい」は人間の根源的な欲求。
最近はそれをネガティブに捉える向きがあるが、うまく活用すれば子どもは大きく伸びる。

勝つことを負けることを知らなければ、勝ちからも負けからも何も得ることが出来ないままだ。
勝った子も負けた子も、最後にはみんなキラキラ輝く。
いつでも本当のことで堂々と向き合っていけばいいんだ。

2009年10月20日火曜日

日韓海峡圏映像賞

監督作『親父と俺、ただ面白く生きる也。』にて。
父親を撮った10分間のドキュメンタリーです。

詳しくはコチラをどうぞ。

佐賀県フィルムコミッション
http://sagafc.sagafan.jp/e133281.html

今の舞台が終わったら、映画をやりたい。

2009年8月17日月曜日

宮崎へ・・・



来年二月に出演する「シラノ・ド・ベルジュラック」の顔合わせとワークショップのため、宮崎県立芸術劇場へと行って参りました。

様々な出会いと美味しい料理で、来年の舞台稽古と宮崎滞在がより楽しみになりました。記者会見もあったので詳しくはコチラでどうぞ。




さすが、宮崎は南国ですな~。

九州中から集まった俳優の皆さんと共演・競演・饗宴するこの企画、
ちょっと遠いですが足を運んでみて下さい。

いい舞台をつくり上げます!

『矢印と鎖』のお知らせ

出演する舞台『矢印と鎖』が青山円形劇場で行われる
「ダンストリエンナーレ トーキョー 2009」に登場します。

ぜひ足をお運び下さい。
詳しくはHPにてどうぞ。

9月30日(水)~10月2日(金)各日共19:00開演  青山円形劇場
◆黒田育世/BATIK[日本] 『矢印と鎖』

ダンストリエンナーレ トーキョー2009
⇒http://www.spiral.co.jp/e_schedule/index.html

BATIK
⇒http://batik.jp/

2009年8月12日水曜日

夏から秋へのお知らせ。

蒸し暑い毎日ですが、いかがお過ごしですか?
どうぞ元気に夏を乗りきって下さい。

さて、お盆にあるアートイベント、「くうきプロジェクト」。
そして、9月3日に春吉のcafe&bar gigiにて行います「菊沢将憲と死人劇場」の公演のお知らせです。どちらも入場無料なので遊びに来て下さい☆☆☆

☆くうきプロジェクト☆
8/15 14:00スタート  会場⇒青年センター(中央区・大名小学校隣)

演劇→ タイガージェットフィスト「狂おしいダーク」¥500(問)09025113436
ライブ→ 18:00スタート(出)small hands 他
アート→ N3、Art Park他
ピースなぶる100円フード→ カレー¥100 ゼリー¥50

他にもまだまだ盛り沢山何でもありのミックスイベント!学祭みたいに一日中楽しめます。詳しくはくうきプロジェクトのブログをどうぞ。ミクシィも有ります。

そして9月にはお芝居やります。
限定30名くらいのレアな公演ですので、来られる方はお早めにお越し下さい。
18時くらいから店は開いておりますし僕らもおる予定です。
バケツにお金を放り込んで下さいましね。

☆菊沢将憲と死人劇場☆
『寺山修司作「さらば、映画よ」より一幕。』

出演:菊沢将憲&入江超法
2009年9月3日20時~
入場無料・投げ銭制・要ワンドリンクオーダー¥350~
会場 cafe&bar gigi  (HP⇒http://sound.jp/cafe-gigi/)

大好きな寺山戯曲を使ってコミュニケーションの問題に立ち向かおうと思います。お酒でも飲みながら、気軽にシリアスに芝居を楽しんで下さい。11月にはGIGAの公演も決定!HPにてお知らせしていきますので、チェックしてみて下さい。GIGA日誌もブログになってリニューアルしていますよ☆

くうきプロジェクト10月チラシ用文章

何かをつくるってこと。それは人生をつくるってこと。自分でイメージしたその何かは、自分がつくらない限りこの世にはどこにも存在しない。限りなく近いものを探すことは出来るかも知れない。誰かにつくってもらうことも出来るかも知れないし、どこかからお金を出して買ってくることだって出来るかも知れない。それで満足したつもりにだってなれるかも知れない。でもそれだけで本当に満足して死んでいけるだろうか。もし、自分で何かをつくり上げることが出来たら、たとえそれがどんなにつたないものであっても特別な気持ちが湧いてくるに違いない。そしてきっとまた次の何かをつくりたくなるだろう。その気持ちを大切にして生きていけたら、人生は∞になる。生きることが楽しくて、年を重ねることも豊かに感じられる。人生は永遠に続く創造なのだから。チラシの裏に鉛筆で線を走らせ、地平線を切りひらくことだって、落ち葉を何枚か重ね合わせて無限の宇宙をつくり上げることだって、何だって出来る。カッコつけたり特別なことをする必要は全くない。何億年ものはるか昔から、こんなことの連続で世界は動き続けてる。座り込んで頭ばっかり使ってる場合じゃない。さあ、つくろう!

くうきプロジェクト代表 菊沢将憲

2009年8月11日火曜日

大野城まどかぴあへ












2009年11月23日12時にスタートする「踊る美術展」の会場下見のため、大野城まどかぴあへと行って参りました。寺山演劇祭でもお世話になった職員の中原さん、そしてメンバーのみんなとまどかぴあをグルグル。好きな場所でそれぞれが踊ります。俺が担当するのは、オープニングとエンディングの構成・演出。にぎやかに、そしてどこか異形な感じを。パレード、旅団、楽団。何か不思議な感じでね。入場無料で、何も知らない一般の方もどんどん入場してくるので、ごくりと飲み込みながら。
イメージはふくらんできました。非常に楽しみな状態であります。

2009年8月3日月曜日

対談 植草甚一

ルイ・アームストロング
都筑道夫
大宅壮一
五木寛之
飯島正
淀川長治
辻静雄
山下洋輔
星新一
鍵谷幸信
篠田一士
久保田二郎
ニューヨークの60~70年代の様子がよく分かります。
気軽に読める一冊。

2009年7月28日火曜日

チャレンジ!えんげき


北九州芸術劇場での「 チャレンジ!えんげき」に参加してきました。正直、やばかった。初めて出会った子どもたちと六日間で照明・音響入りのマジな演劇を作るのだから、その付き合いの濃密さは半端じゃない。終わりの方は毎朝、行きのバスの中で子どもたちと別れるのが辛くて泣いていた。「大人が子どもに教えるんじゃなくて、大人が子どもに学ぶのだ」ってことに気付いた。


演劇の作り方ひとつにしても、もうそのシステムからして違う。「楽しいからやる。楽しくないからしない」ってとても当たり前のことを当たり前にやっているのだ。楽しくなくても我慢してやるようになれるのが大人なら、大人ってなんてつまらない職業なんだろう。俺は大人を廃業する。そして、もっと子どもになる。と言うかホンモンの人間になる。そう思いました。だって、子どもスイッチが入ったら、「稽古しよう」とか「せいの、ハイ!」とかって手を打たなくていいんだもん。さっきまで鬼ごっこしてたと思ったら、いきなり劇になってて気付いたらシーンが出来てて、その間俺はずっと笑ってるだけなんて、大人の現場じゃ、まずないよ。

大人は子どもの邪魔をしてはいけない。もっと信じて突っ込んでいくことだ。
わか、そのこ、まゆ、ようすけ、ゆうま、ちせ、みこ、みんなすっごい人間だった。

一生忘れない。


俺は一生演劇やってくし、ワークショップも他のリーダーに負けないように、もっともっと本気でやっていくから、きっとその道のりでまたいつか会うことがあるだろう。
それをずっと楽しみにしています。


ありがとう!

2009年7月16日木曜日

想像力を刺激すること

昨日の稽古はのぶお担当。テーマは「恐怖」。面白い発見もありました。舞台で恐怖を表現するってなると、どうしてもドリフの「志村、後ろ~!」しかイメージ出来なかったのですが、やってみると生だからこその表現のやり方があることに気付きました。大切なのはいかに本人にイメージさせるか、ということで演じる側が必死に絵を作ろうとすればするほど逆に笑いになってしまう。恐怖話も騙りの間の中で、聞いてる側が勝手にイメージで作り上げるものが実際には怖いのではないだろうか。本当に恐怖を感じられる舞台というのも、一度観てみたいなと思う。映画と同じ方法論では、多分出来ないと思うから。他者のイメージを喚起すること、それこそが芸術の力なのだ。

2009年7月14日火曜日

魔女会に行く。




昨夜はJR九産大近くのカフェ「江戸マッチョ」にて「魔女会」なるイベントに参加した。






満月の夜だけに開かれるイベントで、今日が二回目。昔、劇団にいたIKUよりお誘い。
彼女は舞踏で出演。

駅より歩いて十分。夜九時開演。
会場の江戸マッチョは巨大な女の子の絵で覆われている。
前から気になっていたYURIさんのオブジェだ。
パーツをいくつも積み上げて大きく見せている。

やがて宴が始まる。




キーボードを弾きながら、歌うのはLei Lani(レイラーニ)。門司港ホテルのCMで歌は聴いていて、気になっていた人だ。

芯のある太い声、さすがに落ち着いている。






ドラムはChacoさん。彼女はチャゲのLIVEのバンドメンバーで来福したというバリバリのプロだ。彼女のリズムに全体が踊る。

そして舞踏のIKU。

東京に行った彼女の踊りを久しぶりに見る。
今回の会のために書いた絵本のストーリーに合わせてIKUが踊る。
大きなリボンをつけた魔女だったり、お月様を抱えた月の精だったり。

あっという間に時間が過ぎていく。

彼女たちを見ていると、魔女って本当にいたのかも知れないって思わされる。
そして、その力を恐れる人たちがいたってことも。
魔女が集まる会、ただそれだけで何かが起こる。
大切なのは、内容よりもセッティングの力なのだ。



2009年7月12日日曜日

革命と演劇、メイエルホリド


ロシアの大演出家、メイエルホリド。彼の著作・講義・インタヴュー・リハーサルノートなどが収められた「メイエルホリド・ベストセレクション」という本を読み終える。彼の仕事量はとてつもない。多い時には、年間70作品近くを演出している。とても人間業とは思えない。しかし、政府に逮捕され、拷問を受けた挙句に銃殺された彼の最期と、当時の時代背景を考えると彼が何故それほどまでに演劇に情熱を傾けたのか、その理由が解るような気がする。「革命の演劇ではなく、演劇の革命を」と寺山修司は言ったが、メイエルホリドはそれを同時に成し遂げてしまっていた。人生に革命を持たない限り、演劇に革命はない。ましてや革命の演劇になどなり得るはずはないのである。

2009年7月11日土曜日

田島神楽へ





今日は城南区田島にある田島八幡神社へ「田島神楽」を見に行った。





昔、田島の人々は東南にあった薦ヶ渕の古い主に毎年人身御供を捧げてこの渕の平穏を祈っていた。これにかわるものとして神楽を奉納するようになり、以来今日まで670年余もの間、受け継がれてきた貴重な神楽なのだそうだ。


これまで見てきた神楽の中でも一番素朴で、かつゆったりした流れで進んでいく。
十一番の演目が15時から18時半、三時間半かけてたっぷり進む。




四番の演目「水鬼」では、黒い仮面を付けた鬼が手桶に入れた水を四方に打つ。カメラを構えた観客にも容赦なくぶっ掛ける。子どもたちは大はしゃぎだ。「渕」に捧げてきた神楽なので、この演目には大切な役割があるのだろう。




後半の「釣舞」にて餅まきや菓子まきが始まると、子どもも大人も騒然となる。 もはや神楽どころではない。雨も激しくなってきた。




最後、十一番はお馴染みの「磐戸」である。 鬼が手に持っていた藁束が飛んできたのだが、不意をつかれて取れず後ろのおばさんの手に。
しかし、餅はしっかり五袋ゲットした。
田島という比較的都心に近い町に、第二次大戦中も途切れずに続いた気骨のある神楽がしっかり存在し、子どももたくさん来て賑わっている。今まで見たどの神楽よりも子どもがたくさんいた。

菓子まきに釣られて来ていたのだとしても、鬼にすごまれて泣いたことや音に体が動いたこと、帰り道に思わず口笛吹いたお囃子の音は、きっと故郷の匂いとなって体に染み込んでいくのだろう。



この中からきっと将来の舞人が生まれてくるのだ。






故郷に神楽があり、祭りがある。それは本当に豊かなこと。
ずっとずっと続いて欲しいと、願い続ける。





2009年7月5日日曜日

積み減らせ!

「いいものを作りたい」「うん、そうやね」ってことが当たり前に言える場所が大切だ。
前提条件が付き過ぎて、複雑になってしまう前にすっきり払い落としてしまおう。
岡本太郎さんは言った。
「人生で大切なのは積み重ねではなく、積み減らすことだ」と。
積み重ねが重々しく肩に圧し掛かった人間の、なんと不自由なことか。
前に進みながら、決して後ろは振り返らずに、常に前に前に進むのだ。

2009年7月4日土曜日

「関係ない」はもったいない。

今日は青年センターにて毎月第1土曜日3時から司会をやってる「しゃべり場」の日。話しながらいつも感じるのは、この世界に「関係ない」ものなんて無いってこと。どんなに小さな話題も最終的に結びついて大事な役割を果たすしゃべり場のように、全ては必ず関わりを持っている。「関係ない」って切り捨てるにはもったいないことってたくさんあるのだ。その後の青年センターの劇団会議では、演劇祭についての話も進む。「登れ!チョモランマ!」に続く熱いイベントがまた生まれそうな予感です。

2009年7月2日木曜日

北九州にて演劇ワークショップ!

子どものための演劇ワークショップ「チャレンジ!えんげき」2009に参加のため、北九州芸術劇場に来ています。総合演出の有門隊長の指示の元、「自分へのチャレンジ、一歩前へ」を合い言葉にまずは子どもたちに読み聞かせるための絵本をみんなで稽古中です。文字も少ないので読み飛ばしてしまいがちな絵本ですが、こうして何度も何度も読み込んでいくと、いろんな角度からの発見が出て来て楽しめます。与えられる情報量が少ない分ふくらませる余地がたくさんあるんだろうな。「いい脚本」ってこういうものなのかも。演出から提示されるアイデアが想像力をどんどん刺激する。二週間後に訪れる子どもたちとの出会いが、今からとても楽しみなのです。

2009年6月30日火曜日

演劇は眠っている

分かりやすくても面白くないものがある。分かり難いのに面白いものがある。その面白いって感覚はどこにあるのだろう。どこから来るのだろう。「先が読めない」って言うのはひとつ重要な要素ではないだろうか。サッカーや野球などのスポーツ、闘牛やサーカスなどの見世物、そしてギャンブルやゲーム、人々が熱狂するそれらは全て見る者だけではなく、やる者にも先が読めない。しかし、演劇は先が読めている。やる者たちはみな、次に何がどうなってどう終わるのかを知っている。演劇の魅力とは何なのだろう。「劇」とは一体どういう状況なんだろう。本当の「劇」な状況を演劇の舞台に呼び起こしたい。演劇はまだ眠っているのだ。

2009年6月28日日曜日

菊沢将憲と死人劇場

なるものを結成する。と言っても一人ユニットなのだが。五月にイムズホールでの「矢印と鎖」という舞台を終えた後、これと言った公演予定もなく、暇を持て余し、挙句に欲求不満に落ち込む始末。他人の舞台を見ても「俺ならこうする」が先に立ち、舞台を楽しめない。どころか腹が立つことが多く、舞台はしばらく見には行くまいと思う。

このユニット名の由来は「もう生者の為には演じないぞ、このヤロー!」である。
それは行き場のない怒りである。

主にライブハウスを中心に人数の少ない短編をバンドに混じって上演していくつもり。演劇ってめんどくさいこと多いです。音楽ならその日に会って、コードぐらい伝えればもうやれちゃいます。なのに何だ演劇の煩わしいこと。本当はこんなのじゃなかったはず。自分とこの劇団GIGAの合間に、バリバリやっちゃうぞ。初お目見えは8月を予定。興味ある人、見に来て下され。

過去も未来も現在さえもどうでも良い。芝居がやりたい、舞台に立ちたいとただ望んでいるだけなのだと気付いた。何と有意義なのだ。