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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2014年4月30日水曜日

温め続ける

「水のおと」刻一刻と完成に近づいている。
植物が育つように、ぐんぐん伸びていくように。
「この人となら」と感じる人と組むことができれば、それだけでいいのだ。
演技も、撮影も、編集も、音楽も、素晴らしい人とだけ、組めた。
それだけで監督の仕事はほとんど終わっている気がする。
あとはこれから始まるお客さんとの最高の出会いを創っていくだけ。
出会いのきっかけとその結び目を創るのが監督の仕事なのかな。

次の映画のこともゆっくり考えている。
この時間が一番、大変で楽しくて面白くて大切で。
これから育てる植物の種を創る作業。
浮かんでは消えるイメージを楽しみながら、出会いのインスパイアを楽しんで、撮影がカタチになって眼の前にやってくるその時まで、温め続ける。
ずっとずっと、温め続ける。

2014年4月28日月曜日

「愛のはずみ」凱旋上映!

出演している佐藤悠玄監督の映画「愛のはずみ」が再び東京にて上映されます。
帰ってきた娘に戸惑う父親の役をやってます。

第36回PFFプレ・イヴェント
「ナイト トリップ in PFF」
5月17日(土)~23日(金)

テアトル新宿にて開催!【公式サイト】

5月22日(木)21:15〜《貫かれる独創》にて上映されます。

自主映画を愛する人にはたまらないオールナイトで楽しみたい企画です。
どうぞ足をお運び下さい。


2014年4月26日土曜日

出演映画「愛のはずみ」本日上映!

本日15時から出演した映画、佐藤悠玄監督の「愛のはずみ」(PFFアワード2013 エンタテインメント賞受賞)が福岡市総合図書館 映像ホール・シネラにて上映されます。
九州での上映は最初で最後かも知れません。
「愛のはずみ」以外の入選作品も海外で上映されたりと注目の映画ばかりです。
商業映画とは違う自主映画の生の魅力をぜひ味わってみて下さい!

前売券の発売は終了しております。
当日券は900円です。

第35回PFFぴあフィルムフェスティバル
【福岡】
日程:4月25日(金)~27日(日)
会場:福岡市総合図書館 映像ホール・シネラ

★上映作品一覧
★タイムテーブル
★PFFアワード2013予告編

2014年4月24日木曜日

切実な感覚


映画の作業をしながら、これまで知らなかったたくさんの発見をして目から鱗。
散歩に出かけると見慣れたはずの公園が恐ろしくキラキラして見えた。
切羽詰まるたびに足掻いて、足掻くたびに自分のその姿に笑いが出てきて、こんな状況も悪くないって思えてくる。

笑いが出るまで足掻いたら、いつも何か生まれてる。気がする。
とにかく創り続けなきゃ。って気がする。

明後日、4月26日(土)15:00から、出演した映画「愛のはずみ」が福岡で上映されます。
今、監督として作ってる映画「水のおと」に撮影・編集で携わってくれている佐藤悠玄の監督作品です。同じく「水のおと」に出演してくれた楠雄貴君が撮影で入っています。
ある切実な感覚がずっと持続していく映画です。
見る方にも体力が要りますが、いい映画ですのでぜひ足をお運び下さい。


PFFニュース|「PFF in 福岡」開催。
アワード作品の予告編をまとめてチェックしよう!
pff.jp 映画祭「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」の最新情報です。



2014年4月22日火曜日

川端康成三部作「片腕」ご来場ありがとうございました!

川端康成三部作「片腕」にご来場のみなさま、本当にありがとうございました。
たくさんの方に観ていただき、たくさんの感想をいただき、うれしかったです。
ノゾエさんの演出は本番の一回一回で細部が細かに変わっていきますので、ひとつとして同じ演出の回が無いというのが特徴です。
あの日はこうしていたけれど、この日はそれをしていないなど、多々あります。
「読む男」に向かって近づいたり離れたりしながら、徐々に深みに辿り着いていく、そんな芝居でした。
 
これから3月に撮った映画「水のおと」を完成させます。
4月26日には出演した映画「愛のはずみ」が福岡で上映されます。
そして5月からは次の芝居「ハムレット」の稽古です。
 
KUNIOは前から気になっていたカンパニー。
しっかりした土台を持ってエンターテイメントを築いていける力のあるカンパニーです。
シェイクスピアの名作ですが、当然、面白いものにします。
古色蒼然とした古典の名作に瑞瑞しい感覚をたくさん込めて、この「今」に生きる芝居にします。
面白い芝居を作ってお客さんに楽しんでもらうこと。
「面白い」は人それぞれだと思いますが、自分が感じる精一杯の「面白い」を届けます。
 
「片腕」を観て面白いと思っていただけたなら、ぜひ夏のKUNIO11「ハムレット」にも足をお運び下さい。必ず損はさせませんので。
お待ちしております!










2014年4月16日水曜日

川端康成さんの命日。

川端康成三部作、無事に初日をあけました。
ご来場の皆様、ありがとうございました。

初日の今日は奇しくも川端康成さんの命日だそうです。
きっと楽しんでくれたことと思います。

21日まで舞台は続きます。
ぜひご来場下さい。

川端康成三部作「片腕」本日初日!

川端康成三部作、本日初日です。今日から21日までこまばアゴラ劇場にて「水晶幻想」「片腕」「少年」の三作同時上演。
出演するのはノゾエ征爾さん脚色・演出の三人芝居「片腕」です。
再演でさらにシャープにさらにキュートに仕上がってます!
楽しみに来て下さい。
ご来場お待ちしております。

2014年4月15日火曜日

「片腕」明日初日!

川端康成三部作、いよいよ明日初日となりました。
こまばアゴラ劇場に立つのは初めてなので、とても楽しみです。
「片腕」は可愛らしくて少し不気味なユーモアたっぷりの作品。
きっと楽しんでもらえるはず。
劇場にてお待ちしております。
ぜひ足をお運び下さい。

2014年4月13日日曜日

川端康成×ノゾエ征爾「片腕」もうすぐ初日!

本日、「川端康成三部作」稽古場での最後の全体通しでした。
出演する「片腕」は毎回発見のある面白い作品で、短編小説なのですが、戯曲としてみてもかなり深みのある面白い内容です。ノゾエさんのカットを入れる部分や小ネタを挟んでくる部分も的確で、「片腕」をより深く知るための道を常に拓いてくれます。
読んでも読んでも読み尽くせないこの面白さを体験できるのは、こうして演じているからこそ。
なぜ、こんなにもこんなにもこの「片腕」を読まずにおれないのか、答えはたぶん出ないけれども、演じて演じて演じていく中できっと体で獲得していく感覚なのでしょう。
幾層にも重なり合って広がってゆくこの世界。川端康成恐るべし。
まだ席はあります。ぜひ足をお運び下さい。
http://www.kawabatatrilogy.org/#

2014年4月12日土曜日

出演映画「愛のはずみ」福岡にて上映!

出演した佐藤悠玄監督の「愛のはずみ」が福岡にて上映されます。
佐藤悠玄監督作品、三本目の出演作です。
PFFアワードにてエンタテインメント賞を受賞した、強い芯のある映画です。
彼とは現在、自分の監督作「水のおと」を製作中。
4月26日(土)15:00〜、福岡市総合図書館 映像ホール・シネラにて。
主人公の父親として出演しています。どうぞ足をお運び下さい。
まずは予告編をどうぞ↓
 

2014年4月10日木曜日

シンクゥラー!

「片腕」稽古場で一番使っている中国語は「シンクゥラー!」。
「おつかれさま」の意味です。

辛苦(しんく)の完了(らー)というとても重たい言葉で気軽に「おつかれさま」をいうところが中国らしくていいですね。

昨日はスタッフさんの前での初通しでした。
今回初出演のお二人は、この短い稽古期間でよくぞここまで、さすがです。
どんな状況で誰に芝居を見せるにしても、楽しんでいただけるのが、何よりの幸せ。
稽古の辛苦を忘れる瞬間です。シンクゥラー!

写真は庭で満開中の菜の花。
チューリップも咲いてきて、春らしくなってきました。

二本生えている桑の木、今年は両方に実がつきそうな予感がします。
桑の実はカタチはあれなんですけど、めちゃくちゃ甘くて美味しいのです。
たくさん獲れたらジャムを作ってみようかな。

2014年4月8日火曜日

かんぺー!

今日は川端康成三部作のメンバーとよろしくお願いしますの乾杯!(かんぺー!)。
日本、中国、台湾とお国はいろいろですが、ずいぶん前からの知り合いのように、不思議と気の合う仲間です。

英語、中国語、日本語が飛び交う賑やかな宴。

川端康成三部作、本番まであと少しです。
日本ではなかなか観ることの出来ない不思議な雰囲気のパフォーマンスになっています。

どうかお見逃しのないよう。
劇場にてお待ちしております!

川端康成三部作 facebookページ ↓


2014年4月4日金曜日

ハイウッドのお花見

今日は黒田育世さんのダンス公演に出演させていただいた時に長くお世話になったハイウッドのお花見でした。

会社の前にある桜の前を雨が降る度に行ったり来たり。
いつもながら面白い出会いがたくさんのいいお花見でした。
ここの桜、大好きです。

シラノ、シアターガイド掲載

現在発売中のシアターガイド5月号のSTAGE GALLERYのコーナーにて、2月に出演した舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」の記事が掲載されています。

宮崎と福岡のみでの上演でしたので、こうして全国誌で記事にしてもらえるのは本当にうれしいことです。

興味ある方、ぜひご覧下さい。

第39回菊田一夫演劇賞

本日、宮沢りえさんがNODA・MAP「MIWA」の演技で「第39回菊田一夫演劇賞」を受賞されました。
おめでとうございます!
http://www.eibunkyo.jp/kikuta.html

2014年4月3日木曜日

最高の冒涜

『川端康成三部作』がドキュメンタリーマガジンneoneo webで紹介されました。
初演時の舞台写真も掲載されています。

「小説を立体に起こすこと自体、ある種の冒涜とも思うが、この素晴らしき『片腕』に対しても最大限の敬意をもって最高の冒涜ができたら」とノゾエさん。
これからどんどんその「最高の冒涜」に向かっていきますよ。

美しい形を持ったものほど冒涜しがいがあるものですからね。
芸術は美しいものをより自分に引き寄せるための冒涜の繰り返しです。

↓クリック!
 
 

2014年4月2日水曜日

川端康成原作×ノゾエ征爾脚色・演出「片腕」

『片腕』本番まで二週間。
川端さんの言葉の格調高さとそれに対する内容のいい意味での悪趣味さは、役者の想像力をこれでもかこれでもかと刺激してくれます。
今回は初演よりももっとシャープになって、ノゾエさん独特の笑いがより散りばめられ、楽しみどころ満載の舞台になりますよ。
三作品同時上演なので、前後の作品の流れも含めてお楽しみ下さい。
しのぶの演劇レビュー「2014年4月のお薦め舞台」でもご紹介していただきました。
 
 2014年4月のお薦め舞台 ←クリック!
 
チケットの売れ行きも好調のようですので、お早めにご予約をお願いします。

これから

映画「水のおと」の音楽打ち合わせで中目黒へ。
平日の目黒川は花見のお客で溢れ返っています。

映画を見ながら音楽のじろさんとあれこれ話して、それからそこで出会った初対面の役者さんと延々7〜8時間ほど話し込んでました。

撮影の現場は終わったけれど、映画はまだこれから。
どこまで行けるか、まだこれからです。