Translate


出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2016年5月30日月曜日

J&J

今日のオフはMadridの蚤の市ラストロと歴史博物館へ行き、それから無目的に街をぶらぶら散策しました。
地図と方位磁針があれば、あらかた大丈夫です。
Madridはあちこちに地下鉄の駅があるので、それを目安にしていれば、かなり感覚的に旅できて面白いのです。
J&J Books and coffee というお店を見つけて、「あれ、植草甚一さん?」と思って入ってみましたが、あまり関係ないようでした。
けれど地下にたくさんの古本が置いてあって、そこでいい詩集をみつけました。
心にガンときたので、ちょうどこっちで撮ろうと思っていた映画はこの詩集をもとにはじめてみようかなと思っています、、、
植草甚一さん、ありがとう。
(関係ないみたいだけど)

2016年5月27日金曜日

幸せな国

楽しく毎日が過ぎていく。
日本にいるといつも楽しく過ごすことに、
罪悪感を感じることがあるけれど、
スペインではない。
みんなが楽しくしてるから。
カフェの人も、警察の人も、スーパーのレジの人も、
役人も、物乞いも、鳥も犬も猫も、おそらくはスリの人も、みんな楽しくやっている。
だから自分が楽しむことに、何の躊躇もない。
もちろん稽古で大変なときもある。
だけど楽しむのだ。
夜の9時になってもまだ青空が広がっている。
どの店もたいてい2〜3ユーロくらいで一杯飲めて、
つまみもついてチャージなんてない。
三杯も飲めば気分は天国、
みんな鼻唄歌いながら歩いています。
知らないだけで、
天国はまだこの世界にある。
いろんな要因はあるとは思うけど、
日本ももっともっと幸せ国になりますように。

2016年5月24日火曜日

マドリッド三大美術館制覇。

本日はオフ。
MadridのMuseo Thyssen-Bornemiszaへ。
これでPRADOとSOFIAとMadridの三大美術館を制覇。
頭が朦朧としてくるまで絵を見続ける。
それでも心に引っかかってきて、目をひく絵がある。
キラキラしながら、見つかるのを待っていたみたいに。
こうしてMadridの絵を見ていると、Madridのことが分かってくる気がする。
アンジェリカがこの舞台で何を求めているのかも見えてくる気がする。
絵がキラキラしてる理由は何なのか。
キラキラしてるように感じるのは何故なのか。
見続けて見続けて、考え、感じ続けていたい。

2016年5月23日月曜日

スペインでの日々。

スペインにて稽古は続いています。
稽古時間もそんなに長くないので、
日々の生活も充実しながら過ぎていきます。
昨日は出演者みんなでピクニック。
牧歌的な野原で楽しく過ごしました。
ピクニックのあとは近所のエスコリアル宮殿へ。
フランス人のアウレリオとスペイン人のメリと3人で。
気のいい人たちばかり。
明日はオフ。
Madridにて大好きな演出家さんのオペラを観る予定です。


2016年5月13日金曜日

エスコリアルにて。

スペインに到着し、今日から稽古スタートです。
エスコリアルの街は落ち着いていて、過ごしやすいところです。
窓の外に遠く街を見渡せて、さらにその向こうには広大な森と湖が。
食事のあと、窓の外を眺めながら、しばらくぼーっとしています。
写真をインスタグラムにあげてますので、よかったらそちらも見てみて下さい。
masanorikikuzawaで探してみて下さい。

2016年5月6日金曜日

地獄でなぜ悪い

園子温監督の「地獄でなぜ悪い」を観る。
自分の中では「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の流れにつながるヒット。
痛快な作品が好き。

特にあの自主映画サークル!
あれは自分のことだと思いながら、いろんな気持ちで観てました。
あれのさらに10年先を生きてるんだからなあ。
気持ちをぶつける仲間もなく。

地獄でなぜ悪い。
生きていればまだなんかつくれる。
最高の何かを。

第二十二回文学フリマ東京に行く。

5月1日、東京流通センターで開催された「第二十二回文学フリマ東京」に足を運びました。
広い会場に約800ブースが出展。
有象無象のものすごいパワーに満ち溢れていました。
ジャンルは無限。本の形やデザインも様々。
クオリティの高い、手間ヒマのかかっている本も300円とか0円!とか。
売り場でこちらを見ている作家さんの圧を感じながらお気に入りの作家を探すのは本当に大変ですが、とても楽しい時間でした。
いい本もいくつかありましたが、買ったのは一冊。
栗山真太朗さんの花泥棒と秘密の猿たち』。
パッと開いた瞬間の文体の良さに惹かれて買いました。
今、読んでますが面白いです。
サスペンスとSFが共存していて、本当に一瞬「えっ??」となって戸惑うところもありましたが、どんどん読んでしまいます。
以前出演したジエン社の主宰の作者本介さんも居て驚きました。
ひとつひとつのブースと並んだ本を見ながら、なぜ書くのか、何を書くのか、どこから来て、どこへ行くのか、一人一人にものすごいドラマを感じて思いを馳せました。
人は生きたいように生きなければならない。
自分がどう見えてるかなんて、さほど問題じゃないんだな。
行きたいとこに、行こう。

辻仁成    変わってる連中が好きだし、別に成功してなくてもいいんです。
       こんなに変わってるけどちゃんと生きていけてるという人たちがいれば。
倉本美津留  変わったままで生きつづけてるっていうのはイコール成功だと思うんですよ。
               倉本美津留「ビートル頭」より