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出演情報

最新の出演情報などは以下のweb、Twitterにてご確認下さい。


webhttp://masanorikikuzawa.strikingly.com
Twitterhttps://twitter.com/renonremon

2016年4月30日土曜日

¿ Qué haré yo con esta espada ?

7月に出演する ANGÉLICA LIDDELL演出の舞台「¿ Qué haré yo con esta espada ?」の上演スケジュールや公演情報が出ました。
まもなくスペインにて稽古開始、本番はフランス・アヴィニヨンです。
お近くに来ることがあれば、ぜひ足をお運び下さい
Angélica Liddell uses all the tricks of a theatre in which beauty, eroticism, and death are inextricably intertwined to delve into the deepest recesses of human...
FESTIVAL-AVIGNON.COM

2016年4月29日金曜日

itumokyou itumoitumokyou

図書館で「いつも今日」というタイトルの本を発見。
本当に、「いつも今日」だ。「いつもいつも今日」。
今日以外の日にこうして存在することは出来ないのだ死ぬまで。
Monika Mogiさんの映画の撮影も無事に終わった。
完成が楽しみ。スペイン、バルセロナでの上映。
今、この時間、出演したひとつのバガテルが福岡で上映中。
「いつも今日」「いつもいつも今日」。
だけど「昨日」になった今日は永遠に帰ってこない。
angelicaに指定された歌が難し過ぎて何時間やっても覚えられない。
こうやって、あたふたして、気分ばかりが忙しくして、
結局何も出来なかった今日も昨日になる。
そして永遠に帰ってこない。
当たり前やけど、めっちゃ怖いこと。
でもみんな当然のようにして、日々生きてるんやなあ。



2016年4月21日木曜日

変わる

静かな日。
ここ数日あったことを整理できそうな日。
「変わりたい」という気持ちが、グッと頭をもたげてきます。
今、撮影中の映画の役にシンクロしちゃってて、
撮影現場で出会う人たちからも、
たくさんのことを受け取っています。
何かひとつだけ、一瞬でもいいから、
この感じを映画に残したい。
そんな人がここにいたんだってことを。
根本的には人は変われないのかも知れない。
でも「変われるかも」って予感は、
いつも感じていたい。
自分自身に。


去っていった人たちや物への愛情が消えることは無い
きっと何度もふと思い出すことだろう
でもこの人生でぼくは、それ以上にきみを愛する
ジョン・レノン



2016年4月14日木曜日

NOW!

野田さんの多摩美の授業にアシスタントとして参加させてもらう。
枝垂れ桜の巨木がいまだに満開で美しかった。
二日間、いろんな思いを感じさせられた。
野田さんはいつも、でかい質問を投げかけてくる。
授業といえど何かをつくるということに強い気持ちを持って挑まなければ。
安易なとこで妥協してちゃ意味ない。
いいカタチで学生のみんなとぶつかり合わなくちゃ。
来週、あと1日だけ参加できる。
ドキドキするけど、失敗を恐れずにいこう。

今日は写真家のモギモニカさんと共演者のサキさんと打ち合わせ。
何故だかフィーリングが合うようで、一緒に居ると楽しくなる。
英語と日本語のちゃんぽんだけど、理解したいからめっちゃ集中する。
明日がクランクイン。
自分の出演シーンはもう少し先だけど、とても楽しみ。
冒険しなきゃ。

永遠に冒険だと思うと、
いつ落ち着いて足場固めるんだ?
と自分に突っ込んでしまいそうになるけれど、
固まってきちゃうといつも退屈になってしまうから。
自分に正直にいく。

年齢とか関係なく、
同じように冒険しながら、遊びながら生きている人たちと、
いつも初めてのものを、つくり続けていく。
「つくりたい」じゃだめで、今、つくらなきゃ意味がないんだ。

今。



Conférence de presse du 70e Festival d'Avignon, présentation par Olivier Py



Festival d'Avignonのプレゼンテーションです。
30分ぐらいからangelicaの紹介が少しあります。
個々の作業に明け暮れる毎日は順調に進んでいます。

2016年4月13日水曜日

エスキュリアル

福岡時代に演出した舞台。もう12年前。
わがまま言って作ってもらった衣装。
劇場中を真っ赤にして、窓をビアズリーの絵の模写で埋めてもらった。
ゲネでレーザービームに力入れ過ぎたために役者の顔に照明が全く当たっておらず青ざめた。
入場料は500円。人の力ってすごい。またやりたし。
演劇は風に書かれた文字。
福岡時代のことは風の彼方に消えてしまったみたいだったけど、
こうやって風に乗って返ってくると、懐かしい。
空間再生事業 劇団GIGA「エスキュリアル」
公演:2004年2月21日(土)
脚本:ミッシェル・ド・ゲルドロード
演出:菊沢将憲
出演:猛者真澄、宮原清美、幸田真洋、iku、ほか...

2016年4月12日火曜日

モギモニカさんのショートフィルムに出演します。

この春、最後の桜かな。
菜の花もきれいでした。

知り合いからの紹介で知り合ったモギモニカさんという写真家さんが撮るショートフィルムに出演するための打ち合わせ。主義主張、やりたいことが明確にあって話していて楽しい。止まらない。

彼女の撮る写真も大好き。

5月にバルセロナで発表される映画なので、撮影も一気にやるのだけれども、
彼女の考えをしっかりと反映した映画にしたい。

ちょうどマドリッドにいる時期なので、
うまく観に行けたらいいな。

2016年4月8日金曜日

ある意味、幸せ。



風でどんどん散っていく桜を追いながら、
春がまだ終わって欲しくないと思う。
幸せとは何かと考えると、
それは本当に個人的なものだ。
職業で考えても、
サラリーマンの幸せと、
公務員の幸せと、
政治家の幸せと、
主婦の幸せと、
ヤクザの幸せと、
幼稚園児の幸せと、
芸術家の幸せが、
同じであるわけがないと思う。
職業で人は量れないとすると、
全人口の分だけ幸せというものがあることになる。
国で考えてもそうだ。
アメリカの幸せと、
イランの幸せと、
北朝鮮の幸せと、
とても同じだとは思えない。
もし同じだったらもう少し早く、
世界平和が訪れるだろう。
自分の幸せは、誰かの幸せと、
すべて重なり合うことはない。
自分の幸せが、誰かの不幸せに、
なることだってあるのかも知れない。
歓迎される幸せもあれば、
受け容れられない幸せもある。
多様性があまりない社会なら、
「みんなが幸せ」という状況もあるのかも知れない。
みんながみんな幸せじゃないということは、
ある意味、幸せなのかも知れない。
こんな世界でも、
まだ幸せについて考えることが出来るのだから。

2016年4月7日木曜日

語りかけてくるもの

うららかな春の日、
銀座にてギャラリーめぐり。
女の人がつくるものを見てしまうなあ。
コンセプトがどうこうよりも、
そこにあるものがきれいだったり面白かったりして
語りかけてくるものの方が好き。
そこにちゃんと生きていて
笑ったり、泣いたり、怒ったりしているものが好き。

七搦彩乃展 rainbows edge @SHISEIDO GALLERY


美を掬う人 福原信三・路草 @資生堂銀座ビル


Coming into Fashion − A Century of Photography at Condé Nast @CHANEL NEXUS HALL



 ポーラミュージアムアネックス展 @POLA MUSEUM ANNEX

2016年4月4日月曜日

NODA・MAP「逆鱗」全公演終了!

NODA・MAP「逆鱗」東京・大阪・北九州、ついに終わりました。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
「オモイ」を口にすることなく散っていったたくさんの若者と、アンサンブルという役割を背負って舞台に立ち続ける自分の心情が確実に結びついていて、毎日、写真を眺め続けた八重桜を抱えて晴れやかな顔をして搭乗していく若者たちの顔を、毎日毎日思い返しては彼らの声にできなかった「オモイ」を声にしなくては、ととにかくその「声」について考え続けた毎日でした。まだ自分たちには「声」がある。「声」が出せるのだということも。

次の舞台はFestival d'Avignon(アヴィニヨン演劇祭)にて初演のANGELICA LIDDELL演出「¿QUÉ HARÉ YO CON ESTA ESPADA?」です。「逆鱗」公演中もアンジェリカから次々と指令が飛んできて、「逆鱗が終わってからにして下さい」とお願いし続けてきましたが、やっと取り掛かることが出来ます。バラバラに飛んでくる指令ですが、不思議と点と線が結びついて、ひとつの形を見せてくれそうです。日本から行く4人の仲間とも語り合っていますが、なんとなく日本チックな観光案内みたいな舞台には絶対にしたくないので、アンジェリカの魂と、俺たちの魂がどかんとぶつかりあって爆発した結晶を世界に無条件にぶちまけていきます。頭で理解、ではなく心に直撃するものを。ビザはうまく申請できたし、あとはつくるのみ。ぜひフランスまで観に来て下さい。必ずいいものにしますので。
https://www.facebook.com/festival.avignon/photos/a.133124683383034.18890.125699707458865/1244333745595450/?type=3&fref=nf

2016年4月1日金曜日

ギターによる焦燥音楽 それすなわちROCK

20代はじめにずっと出演していたライブハウス、
照和には侍のようなギター弾きがたくさんいた。
血を流しながら音楽やってる人がたくさんいた。
当時の福岡の音楽には何かそういうパワーが満ちていた。
毎週レギュラーで歌っていた水曜には特にそういう曲者がたくさんいた。
ライブが終わって近所の角打ちで飲みながら、
お互いの音の批評からだいたい最後は大喧嘩で終わるというのが常だった。
ロックってなんなんだっていつもお互いに問いながら、面倒臭い夜を過ごしていた。
1時間のステージを一人か二人で引き受けてそれを何年も続けてきた先輩の言葉は、
どれも違ってどれも面白かった。
いまこうして芝居をやって、大人数で舞台をやっていても、
その頃の「結局、ここでお客さんに責任を取れるのは自分一人」
という気持ちは変わらない。
「愛され病」には罹りたくないので、マイナーの方が良いと考える。
ただ、面白い人とは何をおいても仕事したい。
世界の果てまでも駆けつけて。
いい音を出していくこと。
どこにいても、誰といても、自分だけの音を。
聴いている人は必ずいる。

ギターによる焦燥音楽  それすなわちROCK