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2017年10月6日金曜日

ラブリー


昨夜、久しぶりにテレビで小沢健二さんを見ました。
何気なくつけて、そのままじっと。
中学生くらいの頃に一世を風靡していた人。
「ラブリー」なんかはそれまで聴いたことのないような、
天上から聴こえてくるかのような音楽でした。

昨夜の演奏もよかったけど、朗読もよかった。
今の日本に対してとても切実に思うことがあるんだろうけど、
そのすべてを「よい意味で」とカッコ書きにしていた。

悪はそれ自体では力がない。
たぶん、悪というもの自体が存在しないからだ。
その悪という概念に力を持たせるのは、それを目にした人たちの思念。

「よい意味で」捉え、悪から力を奪い(というか力などもともとない)無害化していく力を持っているのはそこにいる自分たちなんだ。今の日本では、そのことが試されている。悪(と思われる行為)を行う者よりも、それに直面している人たちの態度が、生き方が問われている。

新手の自己啓発系の荒々しく周囲を巻き込んでいく動きも出てるけれど。

一人一人が考えよう。
一人一人で行動しよう。
共感はしようとするものではなく、自然に湧き上がってくるもの。

自分に責任を持って生きていれば、
世の中がどうなろうとも、
自分が何をすればいいかは自分で考えられるし行動できる。

いつか本当の絶望や恐怖の淵に立たされる時が来るかも知れないけれど。
それでも。

自分で。
自分が。

ポップスの王子様は、とてつもないアバンギャルドでしたとさ。




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